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そばかすのセルフケアにおすすめの方法や注意点を紹介

そばかすのセルフケアにおすすめの方法や注意点を紹介

そばかすは子供から大人まで幅広い年代の方にできるシミの一種で、冬は色が薄くなり、夏は色が濃くなる傾向にあります。

季節によって目立ち方が変わるので、セルフケアで消したいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、そばかすをセルフケアするおすすめの方法や注意点について紹介します。

そばかすはセルフケアできる?

そばかすとは、雀卵斑とも呼ばれるシミの一種で、その名の通り雀の卵にある小さな斑点のようなシミが鼻を中心に広がる症状を指します。

そばかすができる主な原因は遺伝です。髪の毛や肌の色はメラニンの影響で色が決まっており、黒色のユーメラニンが多ければ黒髪や褐色肌に近くなり、黄色から赤色のフェオメラニンが多ければ、色素の薄い色白の肌になります。そばかすはフェオメラニンが多い方によく見られるシミですが、メラニンの含有率は親からの遺伝が影響しているため、そばかすのできやすい体質も遺伝すると考えられています。
また、紫外線ストレスなども、一般的なシミ同様にそばかすができる原因になり得るため、注意が必要でしょう。

遺伝性のそばかすは子供の頃に現れ、思春期を過ぎると徐々に薄くなっていくことが確認されています。個人差がありますが、そばかすが自然に消えることもあります。
一方、後天性のそばかすはセルフケアで完全に消すことは困難です。しかし、薄く目立たない状態に改善させることは期待できるため、そばかすに悩んでいる方はセルフケアをおすすめします。

そばかすのセルフケアにおすすめの方法

そばかすのセルフケアにおすすめの方法

そばかすのセルフケアには、いくつかの方法があります。日常生活に取り入れられる簡単なものもあるので、できそうなものから挑戦してみてはいかがでしょうか。
ここからは、簡単に始められるそばかすのセルフケアの方法を紹介していきます。

美白効果のあるスキンケア化粧品を使う

そばかすは、紫外線や摩擦などの刺激から肌を守るためにメラノサイトが生成するメラニンが原因で発生します。そのため、メラニンの生成を抑える効果や、肌のターンオーバーを促す効果のある美白有効成分が入ったスキンケア化粧品を使用するのがおすすめです。

スキンケア化粧品を選ぶときは、ビタミンC誘導体トラネキサム酸アブルチンなどの美白成分が入っていることを確認するようにしましょう。

また、摩擦が肌への刺激になってしまうため、強く肌を擦らないように注意しながらスキンケアを行うようにしてください。

栄養バランスの良い食事

食事で摂取できる栄養成分の中には、そばかすの改善に効果を与えるものがあります。例えば、ビタミンCビタミンEミネラルL-システインなどは有効なので、意識して摂取するようにしましょう。

ただし、ビタミンCは体内に留めておくことはできず、時間の経過とともに血中濃度も下がっていきます。そのため、毎食意識してビタミンCが多く含まれる食材を食べる必要があります。食事からの摂取だけではなく、サプリメントを服用するのもおすすめです。

適度な運動で新陳代謝を促す

そばかすを改善するときは、肌のターンオーバーが欠かせません。ターンオーバーを促すためには、適度な運動も大切です。

なかでもウォーキング水泳などの有酸素運動は、血流を良くすることで新陳代謝を促進し、ターンオーバーを正常に導くため、そばかすをセルフケアしたい方はぜひ取り入れてみてください。

塗り薬を使う

そばかすは塗り薬でもケアが可能です。肌のターンオーバーを促したり、メラニンの生成を抑制したりする作用があるビタミンC誘導体レチノールリノール酸Sなどの成分が含まれているクリームがおすすめです。

ただし、ハイドロキノンが含まれているクリームは、強い紫外線を浴びるとそばかすやシミがより濃くなってしまう可能性もあるので注意が必要です。また、塗り薬には市販の医薬部外品のものと医師が処方できる塗り薬がありますが、医師が処方できる塗り薬の方が効果も高いため、クリニックなどで処方してもらう方が良いでしょう。

ホルモンバランスの乱れに注意

そばかすのケアには、ホルモンバランスを整えることも有効です。特に、過度なストレスはメラノサイト刺激ホルモンを分泌させる原因となり、それがきっかけでそばかすやシミが濃くなったり、できやすくなったりしてしまいます。

ストレスを溜めないように自分に合うストレス解消法をみつけたり、適度に気分転換することを心掛けたりして、ストレスによるホルモンバランスの乱れを防ぐようにしましょう。

また、睡眠中に分泌される成長ホルモンも肌のターンオーバーに欠かせません。就寝時間を統一し、質の良い睡眠をとるよう心がけましょう。

そばかすのセルフケアで注意したいこと

そばかすのセルフケアは自分でも簡単に始められるものがたくさんあります。しかし、そばかすだと思ってセルフケアしていたものが、実は違う種類のシミだったということも珍しくありません。

シミの種類によっては、セルフケアをすることでよりシミが目立つようになるものもあります。そのため、まずは皮膚科などのクリニックを受診して、シミの種類や適切なセルフケアの方法について、アドバイスをもらうことをおすすめします。

さらに、クリニックでは、レーザー塗り薬などでのそばかす治療も可能です。そばかすを消したい、綺麗に改善させたいと考えている方は、治療についての相談をしてみるのも良いでしょう。

そばかすのセルフケアはルシアクリニックにご相談ください

そばかすのセルフケアは日頃のスキンケアや生活習慣に取り入れられるものが多いため、日々コツコツと続けていくようにしましょう。セルフケアには即効性はありませんが、毎日続けることで少しずつ改善する可能性があります。

また、セルフケアを行う前には、本当にそばかすなのか、セルフケアの方法は適切なのかをクリニックに相談するようにしてください。

ルシアクリニックでは、そばかすのセルフケアの方法の相談はもちろん、そばかすを改善させるための治療も行っています。そばかすに悩んでいる方は、ぜひルシアクリニックの無料カウンセリングにおこしください。

※掲載価格はすべて税込価格です

医師 小原 直樹

記事の監修者

ルシアクリニック 医師小原 直樹

経歴

  • 岡山大学医学部医学科 卒業
  • 川崎医科大学附属病院 初期研修医
  • 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
  • 福山市民病院形成外科 勤務
  • 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
  • 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
  • ルシアクリニック 勤務

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