- 2021.12.21
- 2021.12.01
くすみが生じやすい部位はどこ?くすみ取りには美容治療がおすすめ
本来の肌色よりもお肌が暗く見えてしまうくすみは、見た目の印象にも大きな影響を与えてしまうため、改善させたいと感じる方も多い症状の1つです。
今回は、くすみが生じやすい部位はどこなのか、どうしてくすみが生じてしまうのか、くすみ取りに効果が期待できる治療法についても紹介します。
この記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
くすみが生じやすい部位はどこ?
くすみは顔に生じやすいため、人目が気になり化粧でくすみを隠そうとしてついつい厚化粧気味になってしまう方もいるかもしれません。
そこでまずは、顔の中でも特にくすみが生じやすい部位はどこなのかをお話します。
目の周り
顔の中でも目の周りは肌がくすんでクマになりやすい部位です。くすみの色が濃くなると老けて見えることもあるため、解消したいと頭を悩ませる方も多いでしょう。
目元は皮膚が薄くデリケートな部位なので、他の部位ではさほど負担にならないような摩擦や乾燥もダメージになりやすく、くすみが生じるきっかけになってしまいます。
頬
顔の中でも面積が広く人の目につきやすい頬も、くすみが生じやすい部位の1つです。頬がくすんで肌のトーンが下がると、顔全体が暗い印象になり、年齢よりも老けて見えたりしてしまいます。
額
普段は髪の毛に隠れて見えにくい部位ですが、額もくすみが生じやすい部位の1つです。
そのため、前髪を上げて額を出す髪型を好む方の中には、額に透明感がないと感じることもあるかもしれません。
くすみには種類がある?原因別に生じやすい部位を解説
くすみが生じる原因は1つではありません。
ここからは、くすみが生じる原因別にどんな部位に生じやすいのかを解説していきます。
乾燥が原因のくすみ
エアコンが効いていたり乾燥した場所で長時間過ごしたり、1日に何度も洗顔したりすると、肌が乾燥してキメが乱れたハリのない肌になります。
乾燥が原因で生じるくすみは、グレーがかっていることが多く、頬を中心に顔全体に見られます。
角質が原因のくすみ
肌は通常、規則正しいターンオーバーを繰り返して肌を整えて正常な状態を保ちます。しかし、加齢や乾燥、ストレスなどのさまざまな要因によって肌のターンオーバーは簡単に乱れてしまいます。
肌のターンオーバーが正常に行われなくなると、古い角質が排出しきれず角質層が分厚くなるため、次第に肌もくすんでしまうのです。
角質が原因の場合は、くすみだけでなく肌のごわつきやキメの粗さなどにもつながります。角質によるくすみは額も含めた顔全体に現れるため、丁寧なスキンケアや規則正しい生活を心掛けて肌のターンオーバーを正常に促せるように意識しましょう。
メラニンが原因のくすみ
メラニンとは、日焼けの原因と言われている色素です。肌を守る役割があり、一時的に肌が茶色くなるものの、肌のターンオーバーで自然にメラニンは排出されるため、時間が経てば元の肌色に戻ります。
しかし、メラニンが過剰に分泌されたり、肌のターンオーバーが乱れたりしてしまうと、すべてのメラニンを正常に排出することができず、色素沈着してしまいます。茶色っぽいくすみの場合は、メラニンが原因の可能性が高いでしょう。
メラニンによるくすみは顔全体に生じやすいですが、中でも目の周りのくすみは無意識に目をこすることで生じやすくなります。
血行不良が原因のくすみ
肌寒い空間で長時間過ごしたり、運動不足だったり、ストレスや疲労などが原因で血行不良になると、肌への栄養を上手く行き渡らせることができなくなり、くすみが生じる原因になります。血流が悪くなると肌の赤みが薄くなり、くすんだ暗い印象になってします。青黒く見えるくすみが生じる場合は、血行不良が原因かもしれません。
血行不良によるくすみは、目の周りを中心に顔全体に現れます。目の周りが青黒くなると、疲れて老け込んだ印象になってしまうでしょう。
糖化が原因のくすみ
糖質とタンパク質が結合して「AGEs」という物質が増えることを、糖化と言います。この糖化が原因で生じるくすみは、黄色っぽく見えるという特徴があるため、「黄ぐすみ」とも呼ばれています。
糖化が起こると皮膚だけでなく血管や細胞などさまざまな場所にAGEsが広がり、老化にも影響を及ぼすため、糖化を防ぐ対策が必要です。例えば糖質を取りすぎないように注意したり、過度な飲酒を控えたり、生活リズムを整え食後は意識的に体を動かすなど、健康的な生活を心掛けるようにしましょう。
糖化によるくすみは、頬を中心に顔全体に見られます。
くすみ取りに効果を発揮する美容治療とは
くすみの原因を知り、くすみが生じないように対策することは大切ですが、すでにくすみが生じてしまっている場合は美容皮膚科などで適切な治療を受けるのもおすすめです。
ここからは、ルシアクリニックで行っているくすみに効果が期待できる治療法を紹介します。
美白フォト治療
美白フォト治療とは、IPLと呼ばれる特殊な光を照射することで蓄積したメラニン色素を撃退する治療法です。メラニンによるくすみの他、同じくメラニンが原因でできるシミやそばかすの改善も期待できます。
1回の施術時間はおよそ30分で、3週間に1回、5~10回程繰り返し施術を受けることでより効果を実感できるでしょう。
美白フォト治療は照射した部位にコラーゲンの生成を促し、キメ細やかなハリのある肌へと導く効果もあるため、明るく美しい肌にしたいと考えている方にもおすすめの治療法です。
レーザートーニング
レーザートーニングは、シミ治療などにも使われるメラニン色素に反応するレーザーをごくごく微弱な出力で照射し、メラニン色素にゆっくりと影響を与えていく治療法です。メラニンによるくすみの改善や、シミ・そばかす、肝斑などの改善も期待できます。
5分~30分程の施術時間で、2週間に1回、5~10回通院するのが一般的です。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、専用のピーリング剤を塗布して古くなった角質を剥離し、肌のターンオーバーを促す治療法です。肌のターンオーバーが正常に行われると美肌成分も増えることから、角質によるくすみの他シミやそばかす、ニキビ、毛穴の開きなどさまざまな肌トラブルを改善する効果が期待できます。
1回の施術は約15分で、2週間に1回、定期的に施術を受けるのがおすすめです。ルシアクリニックで使用するピーリング剤は2種類あり、お肌の状態に適したピーリング剤をご提案し、最適な塗布時間での施術を行っています。
くすみによる部位別のお悩みもルシアクリニックにご相談ください
今回はくすみの生じやすい部位やくすみの原因、くすみを改善する効果が期待できる治療法について紹介しました。
くすみは暗い印象を持たれるだけではなく、疲れて老け込んだ印象も与えるため、保湿ケアや紫外線対策、血行促進など、くすみを起こさない対策を取ることは重要です。しかし、すでにくすみが生じている箇所はセルフケアではなかなか改善しづらいため、早期に適切な治療を受けるのがおすすめです。
ルシアクリニックでは、くすみが生じている部位に合わせた適切な治療法をご提案します。くすみにお悩みの方は、ぜひルシアクリニックへご相談ください。
※掲載価格はすべて税込価格です
記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
経歴
- 岡山大学医学部医学科 卒業
- 川崎医科大学附属病院 初期研修医
- 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
- 福山市民病院形成外科 勤務
- 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
- 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
- ルシアクリニック 勤務
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