隆鼻術
(鼻プロテーゼ挿入)
鼻筋を整えてシャープな印象の鼻へ
隆鼻術はこのような方におすすめ
- 鼻を高くしたい方
- 鼻筋を整えたい方
- 立体感のある顔にしたい方
- 左右の目が離れているのが気になる方
隆鼻術とは?
隆鼻術とは、鼻の穴から切開を行い、医療用のシリコンプロテーゼ(人工軟骨)を鼻筋に挿入することで『鼻を高くする』手術方法です。
隆鼻術により鼻筋を通すことで顔に立体感が生まれ、全体的に顔のバランスが整います。
鼻が高くなると目元も強調されるため、目が離れていることが気になる方にもおすすめです。
使用するプロテーゼは軟骨とほぼ同じ硬さなので、触っても違和感なく過ごせます。
また、鼻腔内を数㎝切開してプロテーゼを挿入するため、外からは傷跡が見えることはありません。
使用するプロテーゼはご希望の鼻の高さや形に合わせて調整するので、より自然な仕上がりになります。
隆鼻術(鼻プロテーゼ挿入)に適している方
日本人をはじめとするアジア人のほとんどは、鼻根部が低く鼻筋が湾曲しているため、顔に立体感がありません。
隆鼻術は、欧米人のように『立体感がある鼻に憧れている』方におすすめの手術です。
プロテーゼ挿入以外にヒアルロン酸を使用した隆鼻術もありますが、ヒアルロン酸は体内に吸収されるため、効果を持続させるには定期的な注入が必要になります。
しかし、プロテーゼによる隆鼻術は半永久的な効果が期待できるので、半永久的な効果を希望する方におすすめです。
隆鼻術の施術方法
プロテーゼとヒアルロン酸注入の違い
隆鼻術の施術方法は、『プロテーゼを挿入する方法』と『ヒアルロン酸を注入する方法』の2種類の術式があります。
2種類ともに軟骨とほぼ同じ硬さなので、触っても違和感はなく、自然な仕上がりです。
プロテーゼ挿入とヒアルロン酸の違いは、以下の表のとおりです。
持続性 | ダウンタイム | |
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プロテーゼ挿入 | 1度の施術で半永久的に効果が持続する。 |
鼻腔内を切開してプロテーゼを挿入するため、ダウンタイムがある。 |
ヒアルロン酸注入 | 約半年〜1年ほどで体内に吸収されてしまうため、定期的な注入が必要。 |
注射のみのため、ダウンタイムの心配はほとんどない。 |
大きな違いは、鼻の高さを維持できる期間です。
ヒアルロン酸の持続期間は1〜2年と言われていますが、表情を動かすことによって、予想よりも短い期間でヒアルロン酸が吸収される可能性はあります。
しかし、プロテーゼによる隆鼻術は、半永久的に効果が維持できます。
何度かヒアルロン酸による隆鼻術を行っている方には、プロテーゼによる隆鼻術がおすすめです。
プロテーゼ挿入とは
隆鼻術(鼻プロテーゼ挿入)に使用するプロテーゼは、シリコンプロテーゼと呼ばれています。
一般病院の手術でも心臓外科や人工関節で長年使われている、軟骨に似た性質のシリコン性の素材です。
安全性や耐衝撃性に優れており、変形・変質・アレルギー反応の心配はありません。
実績のある安全なシリコンプロテーゼです。
ルシアでは、約30パターンあるプロテーゼの中から希望のデザインや鼻の形にあったプロテーゼを選びます。
また、プロテーゼを骨格に合わせて調整するので、より自然な仕上がりが期待できます。
プロテーゼの種類
プロテーゼには『I型プロテーゼ』と『L型プロテーゼ』の2つの種類があり、ルシアでは安全かつ自然な仕上がりのI型プロテーゼを使用しています。
I型プロテーゼ |
I型のプロテーゼは、鼻筋のみを高くしたい方に適しています。 鼻先の丸さも気になる場合は、鼻尖縮小や鼻中隔延長のメニューと組み合わせることで、より安全に理想的な鼻に近づけます。 ルシアで使用しているプロテーゼです。 |
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L型プロテーゼ |
L型のプロテーゼは鼻筋を高くすると同時に、鼻先をツンと尖らせることもできます。 しかし、鼻先に負荷がかかり、鼻先からプロテーゼが飛び出すリスクもあります。 また、不自然な仕上がりになるため、ルシアでは使用していません。 |
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I型プロテーゼ
ルシアで使用しているプロテーゼです。
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L型プロテーゼ
不自然な仕上がりになるため、ルシアでは使用していません。
I型プロテーゼはL型プロテーゼと異なり、鼻先(鼻尖部)への負担がなく自然な仕上がりになることがポイントです。
鼻筋の形や希望のデザインに沿ってプロテーゼを加工することで、よりプロテーゼと鼻先の境目がなめらかになり、理想的な鼻の高さに仕上がります。
ルシアで行う隆鼻術(鼻プロテーゼ挿入)の特徴
クローズ法
隆鼻術のみの施術の場合、『クローズ法』で行います。
左右どちらかの鼻腔内を切開し、鼻筋に沿ってプロテーゼを挿入するポケット(空間)を作成して、プロテーゼを挿入します。
ルシアでは耳介軟骨移植術や整鼻術と組み合わせることが多いため、広い視野が確保できる『オープン法』で行うことがほとんどです。
オープン法 | クローズ法 |
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両側の鼻の中と鼻柱(鼻を下から見上げたときにある鼻の穴の間)をつなげて切開し、軟骨部分全体を露出させる方法。 |
鼻腔内を数㎜〜数cm切開し、アプローチする方法。 |
鼻柱部を大きく切開をするため傷跡は残りますが、正面では見えにくく、縫合時に処置することでほとんど傷跡は気になりません。 オープン法は切開部分が広く、鼻の内部構造をしっかりと目視し把握できるため、より正確に手術が行えます。 |
鼻腔内の粘膜部分を切開するため傷跡の心配はなく、周囲の人に傷跡を指摘されることはありません。 しかし、クローズ法は切開部分が狭いため、視野も狭くなり施術の正確さには限界が生じます。 ルシアではトータルで整鼻術を行うので、視野の狭いクローズ法ではなく、視野の広いオープン法を用いることがほとんどです。 |
ルシアの隆鼻術(鼻プロテーゼ挿入)のこだわり
隆鼻術に使用する医療用のシリコンプロテーゼは『I型プロテーゼ』と『L型プロテーゼ』の2種類があります。
一般的には、どちらも鼻筋を高くする隆鼻術(鼻プロテーゼ挿入法)に使用されますが、L型プロテーゼには鼻筋と同時に鼻先も細く高くできる効果があります。
L型プロテーゼは先端がL字型に曲がっており、鼻根部から鼻先・鼻柱の根元部分までプロテーゼが入るため、鼻根部から鼻先まで鼻全体に高さを出すことが可能です。
しかし、L型プロテーゼは鼻先に負荷がかかり、将来的に鼻先からプロテーゼが露出するリスクがあります。
ですので、ルシアではL型プロテーゼを使用した手術は一切行っていません。
鼻先は笑顔や泣き顔など、表情をつくったときに大きく動く部位です。
鼻先にシリコンが入っていると鼻先の皮膚が内側から刺激を受け、徐々に皮膚が薄くなってしまいます。
また、鼻先に赤みが出たり皮膚を突き破って露出してしまったりと、最悪のケースもあります。
そのため、多くの美容外科クリニックでは、L型プロテーゼを使用した鼻尖形成は行っていません。
ルシアでは、厚みや幅が異なる約30パターンのI型プロテーゼをご用意し、一人ひとり鼻の形や希望のデザインに合わせてプロテーゼを選びます。
さらに、細部を加工して整えることで、患者様だけの「オリジナルのシリコンプロテーゼ」を作成します。
より患者様のご希望に沿った鼻へと近づけることが可能です。
ドクターコメント
すでにL型プロテーゼを挿入している方で、鼻先に違和感や異変を感じる場合は、プロテーゼを抜去する必要があります。
また、今は違和感がない場合でも、いずれは鼻先に異変を感じる可能性があります。
ルシアではプロテーゼの抜去も行っているので、L型プロテーゼをすでに入れている方は、1度無料カウンセリングにご来院ください。
整形術のポイント
ルシアでは、全ての施術で使用する糸・針は最も細いものを使用しています。
クリニックによっては、施術ごとに糸・針の太さに応じて価格が細分化されていることがあり、仕上がりやダウンタイムに差が出る可能性もあるでしょう。
しかし、ルシアでは麻酔時の注射針をはじめ、縫合用の糸・針は最も細いものを使用することで、患者様の身体への負担を最小限に抑えるよう努めています。
ダウンタイムが短く、傷跡も目立たない自然な仕上がりになります。
鼻全体のバランスを整える“整鼻術(せいびじゅつ)”
整鼻術とは、鼻全体や顔のバランスを考えながら、さまざまな施術を組み合わせて「鼻筋を高くしたり」「小鼻を細くしたり」する手術のことです。
鼻や顔のパーツの形を把握して、希望の鼻に近づける術式を見極め、理想のデザインに沿った鼻を形成します。
気になる部位を1ヵ所だけ手術することも可能です。
しかし、鼻のバランスが崩れて形成した箇所だけが悪目立ちをしてしまい、不自然な仕上がりになる可能性があります。
整鼻術はさまざまな施術を組み合わせるため、鼻全体のバランスが整えられ、より自然で美しい仕上がりになります。
鼻は顔の中心部に位置するとても重要なパーツです。
バランスが崩れていると顔全体に影響を及ぼすことがあるため、コンプレックスを抱いている方は多くいます。
ルシアではお悩みや希望のデザインを考慮して、より自然に見える施術をトータル的に提案しています。
隆鼻術のスペシャリスト 本ページの監修医師
形成外科医・美容外科医20年目
- 日本形成外科学会認定専門医
- 日本美容外科学会(JSAPS)認定専門医
専門分野
- 形成外科
- 美容外科
資格
症例モニター募集中
ルシアでは、施術部位のお写真や動画を撮影させていただき、ホームページやSNS等で症例をご紹介させていただく御礼として、特別価格で施術をお受けいただける症例モニター様を募集しています。
隆鼻術(鼻プロテーゼ挿入)の治療の流れ
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カウンセリング・診察
ご来院後、医師がお悩みを伺い、最適なプロテーゼを選び調整します。
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撮影
変化を確認するために、施術前の写真を撮影します。
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麻酔
患部に局所麻酔をします。
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施術
鼻腔内は数㎝ほど切開し、プロテーゼを挿入して整えます。
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施術後
翌日、施術後の状態を確認するため検診を行っています。
(※抜糸・ギプス除去は1週間後)
隆鼻術 料金
¥275,000 |
※表示価格はすべて税込価格です
詳細はクリニックまでお問い合わせください。
隆鼻術 施術詳細
施術時間 | 約1時間 |
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痛み | ★★☆☆☆ |
ダウンタイム | 約2週間 |
通院 | 翌日検診 患部の状態を確認するため検診を行います。その後、数回の通院が必要です。 |
隆鼻術のリスクと副作用
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内出血
眉間や鼻周辺に内出血が出る場合がありますが、2週間ほどで落ち着くのでご安心ください。
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患部の腫れ
個人差はありますが、術後1週間が腫れのピークです。2週間~1ヶ月ほどは腫れが残り、完全に落ち着くのは6ヶ月かかることもあります。
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しびれ
しびれが残る場合がありますが、3ヶ月〜4ヶ月で改善します。
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感染
極めて稀ですが、場合によっては抗生剤の投与や外科的処置を行うことがあります。
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妊娠中の方・妊娠の可能性がある方・授乳中の方
妊娠中、妊娠の可能性がある、授乳中の方はお受けいたしかねます。
隆鼻術(鼻プロテーゼ挿入)の術後
- シャワー
- 洗顔
- 患部以外のメイク
隆鼻術の注意点
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患部への刺激
鼻を強くかむ・歯の治療・長時間の眼鏡の使用・うつ伏せ寝など、鼻に刺激を与える行為は1ヶ月ほどお控えください。
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車・バイク・自転車の運転
施術当日は車・バイク・自転車の運転はお控えください。
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運動
内出血と腫れが悪化する可能性があるため、激しい運動は1週間ほどお控えください。
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飲酒
施術前日および施術後1週間ほどはお控えください。
隆鼻術のよくある質問
- 切開した部分は、傷跡が残りますか?
鼻腔内(鼻の内側)を切開しプロテーゼを挿入する『クローズ法』で手術を行うので、皮膚に傷は残りません。
- ヒアルロン酸の注入と隆鼻術とでは、どちらのほうが効果的ですか?
ヒアルロン酸はプロテーゼよりも手軽に行えますが、少しずつ吸収されていくため、徐々に元の状態へと戻っていきます。
それに対してプロテーゼは半永久的な効果が期待できるので、1度の治療で半永久的な効果を得たい場合は、隆鼻術(プロテーゼ挿入)がおすすめです。- プロテーゼがずれることはありますか?
プロテーゼがずれることはほとんどありません。
しかし、施術直後はプロテーゼが定着していないため、患部に衝撃を与えるとずれる可能性はあります。
術後1週間〜2週間は気を付けてお過ごしください。- プロテーゼが飛び出てくる(浮き出る)ことはありますか?
L型プロテーゼを挿入した場合は、プロテーゼの角が鼻先にテンションがかかり飛び出てくる可能性はあります。
ルシアで使用するI型プロテーゼでは、飛び出してくることはありませんのでご安心ください。
- プロテーゼは定期的に入れ替えが必要ですか?
基本的に、入れ替えの必要はありません。
- プロテーゼがブラックライトで光ったり、レントゲンに写ったりすることはありますか?
プロテーゼがブラックライトに反応して光ることはありませんのでご安心ください。
また、一般的な骨のレントゲンを撮る場合もプロテーゼが写ることはありません。ただし、撮影の状況によっては、ごく稀にプロテーゼが写る可能性があります。
- 1度入れたプロテーゼを抜くことはできますか?
可能です。鼻プロテーゼを抜く施術は、挿入するよりも比較的シンプルで腫れも少ない傾向です。
- 鼻筋だけではなく鼻先も高くしたいのですが、隆鼻術だけでできますか?
鼻先も高くしたい場合は、鼻尖形成と隆鼻術(鼻プロテーゼ挿入法)を併用することをおすすめします。
隆鼻術が受けられるクリニックルシアクリニック 大阪梅田院
- 所在地[google map]
- 〒530-0057大阪市北区曾根崎2丁目12-4
コフレ梅田5F - アクセス
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