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くすみはどんな肌質に生じやすい?肌質別に知っておきたい対策方法

くすみはどんな肌質に生じやすい?肌質別に知っておきたい対策方法

くすみは、肌のトーンが低下して暗く見えるため、老け込んだ印象を与えることもあり、悩みの種になっている方も多い症状です。くすみは肌質によって生じやすいケースもあるため、しっかりと対策しておくことが大切です。

そこで今回は、くすみの原因や対策方法について肌質別に紹介していきます。

くすみ肌ってどんな肌?

くすみ肌とは、肌本来の明るさや透明感が失われ、肌が暗い色に見える状態を指します。 くすみが生じた肌は顔色が悪く見えたり、目元に濃いクマが現れたりするため、疲れきった印象不健康そうな印象、さらに年齢よりも老け込んだ印象を人に与えることがあります。 化粧をしていても、1日の終わりには顔色がどんよりと暗くなり顔が疲れているように感じる方は、くすみ肌が影響している可能性があるでしょう。

くすみの原因は肌質にある?

くすみが生じる原因は1つではありません

くすみは肌質によって生じやすいケースもあります。人の肌には、乾燥肌脂性肌混合肌普通肌などさまざまな肌質がありますが、中でもくすみやすい肌質は乾燥肌だと言われています。乾燥肌の方は、くすみを予防するためにも、日頃から正しいスキンケアや対策を行う必要があるでしょう。
しかし、くすみの原因は乾燥だけではないため、乾燥肌以外の肌質の方もくすみができる原因を知り、くすみが生じないよう対策をしておきましょう。
ここからは、主なくすみの原因について紹介していきます。

乾燥

空調の効いた部屋乾燥した空間で加湿せずに過ごすと、乾燥肌以外の方でも肌から潤いが失われ、乾燥していきます。さらに、1日に何度も洗顔することも、顔から水分が失われる原因になってしまいます。

乾燥した肌はキメが粗く乱れてしまうため、肌のバリア機能が上手く働かないことでダメージを受けやすくなり、グレーがかったくすみ肌になる可能性があります。

紫外線

紫外線による肌へのダメージもくすみの原因になります。

肌は紫外線を浴びると、ダメージを抑えるためにメラニンを生成します。過剰にメラニンが生成された場合、肌のターンオーバーですべてのメラニンを排出することができずに色素沈着してしまい、茶色みがかったくすみとなってしまうのです。

また、メラニンはくすみだけでなく、シミそばかすなどさまざまな肌トラブルの原因になってしまうため、紫外線対策を徹底することが重要です。

血行不良

寒い季節運動不足不摂生な生活が続いたときなどに起こる血行不良は、肌全体へしっかりと栄養を送ることができず、血色の悪いくすみの原因になります。

血流による肌の赤みが失われ、青黒い不健康そうな肌の色になってしまうため、疲れきった印象を与えてしまうこともあるでしょう。

夏場でも空調が強い場所にずっといたり、体を動かす機会が少なかったりすると血行不良に陥ることもあるため、適度な運動夏場でも入浴は湯船に浸かるなど血行促進を意識するようにしましょう。

角質肥厚

肌は古くなった角質を排出するターンオーバーを行いますが、血行不良乾燥、さらに過剰に分泌される油脂など、さまざまな原因で肌のターンオーバーはすぐに乱れてしまいます。ターンオーバーが正常に行われない場合、古い角質を排出することができず、角質層がどんどん分厚くなってしまうことでくすみ肌になるのです。

角質が溜まってしまうと毛穴が開いて見えたり、肌がごわついたり、くすみ以外にもさまざまな肌の悩みにつながってしまうため、正常にターンオーバーが行われるよう規則正しい生活正しいスキンケアなどで対策をすることが大切です。

糖化

体の中にあるたんぱく質に、食事などで摂取した糖質が結合することで、老化物質が生成されることを糖化と言います。黄色みかかって見えるいわゆる「黄ぐすみ」は、糖化が原因のくすみです。

老化物質はくすみを引き起こすだけでなく、体のさまざまな部分に広がり急激に老化現象を引き起こしていくため、食生活生活習慣を見直して糖化を予防するようにしましょう。

くすみ対策は肌質別に変えるべき?おすすめの方法

くすみ対策は肌質別に変えるべき?

肌質には乾燥肌・脂性肌・混合肌・普通肌などがありますが、特に乾燥肌の方はくすみを生じやすいため、丁寧なスキンケアが必要です。洗顔方法やスキンケアの仕方によってはさらに乾燥を悪化させ、くすみにつながってしまうため注意しましょう。

洗顔は1日に最大2回(朝晩のみ)にとどめ、洗顔料はしっかり泡立てて、こすらず泡で包み込むように洗顔します。泡が残らないよう、ぬるま湯でしっかりと洗い流し、タオルで押さえるようにして水滴を取りましょう。洗顔時もタオルでの拭き取り時も摩擦を起こさないように意識してください。洗顔後はすぐに保湿ケアを行ってください。保湿力の高い化粧水でしっかりと顔全体に潤いを行き渡らせ、乳液やクリームで潤いが逃げないように蓋をしましょう。

乾燥肌以外の肌質の方のくすみ対策方法は共通して次の通りです。メラニンによるくすみを防ぐためには、紫外線対策を徹底しましょう。日焼け止めクリームはできれば2~3時間に1回塗り直します。頻繁な塗り直しが困難な場合でも可能な限りこまめに塗り直すようにしましょう。

血行不良を避けるためには、運動する習慣をつけたり湯船に浸かったりする他、生姜などを食事に取り入れることでも血行促進へとつながります。

また、糖化予防肌のターンオーバーを正常化させるため、生活習慣や食生活を見直すこともおすすめです。

くすみの改善や肌質別スキンケアには美容治療も検討しよう

くすみ肌になってしまったときは、美容皮膚科での治療によって改善することができます。
ここからは、ルシアクリニックが提供するくすみ治療の一部を紹介していきます。

シミ・そばかす徹底ケアプラン

ルシアクリニックの「シミ・そばかす徹底ケアプラン」は、レーザーを用いた治療点滴内服ピーリングなど10種類あるメニューの中から、患者様のお肌の状態に適した治療内容をカスタマイズして提供するプランです。シミ・そばかすやくすみの改善だけでなく、ハリツヤのある肌への改善など、肌の状態を整えたい方に適しています。

症状の重さやお悩みの内容、施術でより満足感を得たい方など、さまざまな要望に対応できるようライトコーススタンダードコースプレミアムコースを用意し、半年定額で施術を行っていきます。

肝斑徹底ケアプラン

ルシアクリニックの「肝斑徹底ケアプラン」は、シミの中でも治療が困難とされている肝斑の治療に特化したものです。点滴内服など9つの治療法から、患者様の症状に合わせた治療プランをご提案します。肝斑の他にくすみ肌のトーンアップ弾力とハリのある肌への改善などにも効果が期待できます。

肝斑徹底ケアプランも症状に合わせて半年定額のコースを選び、半年間かけて治療を行います。

エイジング徹底ケアプラン

ルシアクリニックの「エイジング徹底ケアプラン」は、くすみの他にたるみシワほうれい線肌のハリツヤや弾力、キメなど、さまざまな肌の症状に適応する治療を半年間集中して行っていくプランです。

基本の3コースは半年間で6回、プレミアムコースよりもさらに満足感を高められるラグジュアリーコースは半年間で8回の施術を行います。

くすみなど肌質別のお悩みはルシアクリニックにご相談ください

くすみは乾燥肌の方が特に気をつけたい症状ですが、肌は肌質別でさまざまな症状が起こります。くすみの改善をはじめ肌質別に悩みを解消したいという方は、適切な治療を受けることがおすすめです。

ルシアクリニックのケアプランは、肌質別のお悩みに合わせて適した治療プランを提案し、肌症状の改善を目指します。

くすみなどの肌症状にお悩みの方は、ルシアクリニックへお気軽にご相談ください。

※掲載価格はすべて税込価格です

医師 小原 直樹

記事の監修者

ルシアクリニック 医師小原 直樹

経歴

  • 岡山大学医学部医学科 卒業
  • 川崎医科大学附属病院 初期研修医
  • 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
  • 福山市民病院形成外科 勤務
  • 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
  • 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
  • ルシアクリニック 勤務

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