- 2021.12.16
- 2021.11.10
毛穴が気になる部位はどこ?原因やケア方法を紹介
毛穴の開きにお悩みの方も多いのではないでしょうか。開いて目立ってしまった毛穴には、美容クリニックや皮膚科での治療が有効です。
今回は、毛穴が開く原因やメカニズム、ルシアクリニックで行っている毛穴に有効な治療法についてご紹介していきます。
この記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
顔の中で毛穴が目立つ部位は?何が原因?
顔の中には毛穴が目立ちやすい部位がいくつかあります。まずは顔の部位別に、起こりやすい毛穴トラブルや、その原因はどこにあるのかを見ていきましょう。
鼻の毛穴
顔の部位の中でも特に毛穴が目立つのは、鼻の頭や小鼻の黒ずみです。「いちご鼻」とも呼ばれており、悩んでいる方も非常に多いのではないでしょうか。
いちご鼻は、毛穴に入り込んで落とし切れなかったメイク汚れや皮脂の酸化が原因とされていて、そのまま放置していると毛穴の開きにつながる可能性もあります。
頬の毛穴
頬の毛穴が目立つのは、毛穴の開きが主な理由です。
皮脂が過剰に分泌されることや、乾燥や加齢によって肌がたるみ、毛穴もたるんで開いてしまうことが原因となります。また、肌表面のゴワつきも毛穴開きの原因のひとつにあげられます。
おでこの毛穴
おでこは皮脂が溜まりやすく、毛穴の詰まりが起きやすい部位です。
皮脂と角質が混ざってできる角栓が毛穴に蓋をしてしまうことで、毛穴の詰まりが起こると考えられます。また、洗顔料の洗い残しがある場合も毛穴が詰まる原因になります。
毛穴が詰まると白くプツプツとした状態になり、そのまま放っておくと黒ずみやニキビができたりすることもあるため、注意が必要な部位です。
アゴの毛穴
アゴのザラつきやブツブツと目立つ毛穴も、毛穴の詰まりが理由としてあげられます。
アゴもおでこ同様に皮脂が溜まりやすく、角質と混ざり合うことで毛穴を塞いでしまいます。特に唇のすぐ下はくぼんでいるためしっかり洗えておらず、汚れや角質が溜まって角栓ができやすくなります。
また、アゴは人から見られやすい部位なので、人目が気になってついつい汚れた手で触ってしまい、ニキビになってしまうことも珍しくありません。
顔の部位別に毛穴ケアの方法を紹介
毛穴トラブルを起こさないためには、毛穴ケアを徹底するのが重要となってきます。
例えば、鼻やおでこ、唇の下のくぼみなどは、メイクがしっかりと落とし切れていないことが原因で黒ずみが起こりやすい部位です。黒ずみを起こさせないためには、毛穴に油溶性の汚れを残さないように注意しながら、クレンジングで丁寧にメイクを落とし、洗い残しがないようしっかりと洗顔しましょう。
また、皮脂の過剰分泌や乾燥肌は毛穴が開く原因になるため、特に毛穴が開きやすい頬や鼻はしっかりと保湿をすることも大切です。洗顔の後は、化粧水、美容液、乳液、クリームなどでスキンケアを行ってください。
さらに、紫外線は肌の乾燥や肌のたるみの原因となり、毛穴の開きにも繋がります。季節を問わず日焼け止めクリームを使って紫外線対策をすることも、毛穴トラブルを予防するポイントとなります。
顔の毛穴をなくす方法はある?
顔の各部位の毛穴を整えて目立たなくさせるためには、皮膚科や美容クリニックでの治療が有効です。ここからは、ルシアクリニックで行っている毛穴トラブルに効果が期待できる治療法を紹介していきます。
美白フォト治療(IPL)
美白フォト治療は、IPLという特殊な光を肌に照射してメラニン色素の排出を促し、同時にコラーゲンの生成を促すことで、ハリのある肌へと導く治療法です。たるみ肌が原因の毛穴の開きにも効果が期待できます。
1回30分程の施術を、おおよそ3週間に1回のペースで5~10回治療することが一般的です。施術後、肌に赤みが出ることが稀にありますが、数時間程で自然に治まるのでご安心ください。
レーザートーニング
レーザートーニングは、医療用のレーザーを微弱なパワーで照射して、メラニン色素にアプローチする治療法です。通常のレーザー治療とは異なり、緩やかにメラニン色素に働きかけることから、通常のレーザー治療では色が濃くなって悪化してしまう肝斑にも効果あります。また、レーザーを照射することでコラーゲンの生成が促されるため、たるみが原因の毛穴の開きを改善する効果も期待できます。
レーザートーニングの施術は1回5分~30分程ですが、少しずつメラニンに働きかけるため、2週間おきに5~10回通うのがおすすめです。肌に赤みが出ることもありますが、当日~翌日には治まることがほとんどです。
POTENZA(ポテンツァ)
ポテンツァを用いたニードルRFは、毛穴やシワ、たるみなどの改善の他、治療が難しいと言われてきた肝斑の根治治療も行えます。針を使った創傷治癒とRFによる熱刺激で、幅広い症状の肌トラブルを改善に導く総合美肌レーザー治療です。
また、毛穴の治療には、RFを照射しながら同時に針で薬剤を注入するドラッグデリバリーが有効です。細かな針であえて皮膚に傷をつけることで創傷治癒を促してコラーゲンの生成を行いながら、ニードルから真皮層に薬剤を均等に注入できるため、毛穴の改善や黒ずみの解消が期待できます。
施術時間は30分~90分程度かかりますが、通院の頻度は1ヶ月に1回程で5~6回を目安に通うのが一般的です。ダウンタイムはほとんどありませんが、稀に施術後に赤みが出ることがあります。ただし、数時間~数日で自然に治まります。
ウルトラセルQプラス
ウルトラセルQプラスは、たるみの原因になるSMAS筋膜にアプローチできるHIFU(ハイフ・高密度焦点式超音波)という超音波を使った医療機器です。肌を引き上げてたるみの改善をしながら、コラーゲンの生成を促してシワを改善し、小顔や引き締め効果も期待できる治療です。そのため、たるみが原因で起こってしまった毛穴の開きにも効果が期待できます。
施術時間は約20分で、1回の施術でも効果を実感いただけますが、3ヶ月~6ヶ月おきに施術を受けることで更なる効果が期待できます。ダウンタイムはほとんどありませんが、施術の翌日に筋肉痛のような微かな痛みを感じる場合があります。2~3日程度で落ち着くのでご安心ください。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、フルーツ酸やサリチル酸などの薬剤を肌に塗布し、古くなった角質を剥離して肌のターンオーバーを促す治療法です。毛穴の開きや黒ずみの他、シミやくすみ、ニキビの改善に効果的です。
ルシアクリニックでは、お一人おひとりの肌状態に合わせて適した薬剤をご提案し、塗布時間も肌状態に合わせて設定します。ケミカルピーリングは定期的に施術を受けることで効果を実感できやすくなるため、2週間に1回のペースで通うのがおすすめです。
毛穴の部位別ケアや治療法はルシアクリニックにご相談ください
今回は、顔の部位ごとに毛穴が目立つ理由や原因、毛穴ケアの方法ついて紹介しました。
ルシアクリニックでは、患者様の毛穴の状態を確認しながら、お一人おひとりにあった適切な治療法をご提案しております。
顔の部位の毛穴にお悩みの方は、ルシアクリニックへお気軽にご相談ください。
※掲載価格はすべて税込価格です
記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
経歴
- 岡山大学医学部医学科 卒業
- 川崎医科大学附属病院 初期研修医
- 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
- 福山市民病院形成外科 勤務
- 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
- 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
- ルシアクリニック 勤務
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