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毛穴のセルフケアで効果的な方法は?メイクで隠せる?

毛穴のセルフケアで効果的な方法は?メイクで隠せる?

毛穴の詰まりや黒ずみが気になったとき、自分ですぐにケアしたいですよね。

今回は、毛穴トラブルの種類とセルフケアができるかどうか、効果的なセルフケアの方法などを紹介します。

セルフケアできる?毛穴トラブルの種類

まずは、毛穴トラブルの種類と、セルフケアができるのかどうかについて説明していきます。

毛穴の詰まり(角栓)

毛穴の詰まりは、セルフケアで予防・改善が期待できる毛穴トラブルの1つです。肌のターンオーバーの乱れにより、うまく排出されずに毛穴に残った角質が皮脂と混ざってできる角栓が毛穴の詰まりの原因となっています。角栓は白くプツプツとしており、そのまま放っておくと皮膚の下でアクネ菌が繁殖してニキビの発生にも繋がりますが、たんぱく質を分解する働きのある洗顔料での丁寧な洗顔でセルフケアを行うことで、毛穴の詰まりは改善されます。

毛穴の黒ずみ(いちご鼻)

毛穴が黒くプツプツと目立つ黒ずみは、その見た目からいちご鼻とも呼ばれています。毛穴に詰まった古くなった角質(角栓)が皮脂や落とし切れなかったメイク汚れと混ざり、酸化して黒くなってしまうことが原因で起こります。

毛穴の黒ずみも、毎日の丁寧な洗顔正しい保湿などのセルフケアで予防することができますが、一度できてしまった頑固な毛穴の黒ずみには、洗顔前に蒸しタオルを使用することがおすすめです。蒸しタオルの熱で毛穴が開くことにより、毛穴に詰まった頑固な皮脂などが浮きやすく、柔らかくなるので取り除きやすくなります。

洗顔後は保湿をしっかり行うこともポイントです。一度の洗顔で全ての黒ずみを洗い流すことは難しいですが、毎日続けることで改善が期待できるので、根気強くケアを行いましょう。

たるみ毛穴

30代~40代頃から気になりはじめる毛穴トラブルがたるみ毛穴です。たるみ毛穴は、コラーゲンやエラスチンが年齢を重ねるとともに減少し、肌にハリや弾力が不足することが原因で起こります。コラーゲンは紫外線や摩擦などの刺激で破壊されることがあり、さらに年齢とともに生成されにくくなるため、肌がたるむのと同時に毛穴がしずく型に伸びてしまうのです。

たるみ毛穴へのセルフケアには、丁寧な洗顔と保湿力の高いスキンケア用品での保湿が有効です。保湿不足は肌の弾力不足を加速させ、たるみ毛穴の原因になるのでしっかりと保湿をしましょう。さらに、コラーゲンやエイジングケアに特化したスキンケア用品を使えば、たるみ毛穴の無いハリのある肌へと導くことが期待できます。

開き毛穴

開き毛穴には、いくつかの原因があります。

乾燥肌の方は、水分が足りずカサカサした状態が続くと肌のバリア機能が損なわれ、肌の表面が硬くなり、キメも乱れて毛穴が開いてしまいます。また、脂性肌の方は皮脂の過剰分泌によって皮脂線が大きくなり、毛穴が開いてしまうのです。

さらに、ストレス不規則な生活などでも毛穴は開いてしまうため、洗顔などの基本的なセルフケアの他に、生活習慣を見直して規則正しい生活を心掛けることも、重要なケア方法だと言えます。

凸凹毛穴

たるみ毛穴乾燥による開き毛穴をケアしないでそのまま放置していると、凸凹毛穴になってしまうことがあります。凸凹毛穴のセルフケアには、原因に合わせたスキンケア用品での丁寧な洗顔や保湿が有効です。

さらに、ニキビ跡が原因で、毛穴が凸凹して見える可能性もあります。
軽度なニキビであればニキビ跡は目立ちませんが、炎症が酷くなった場合ニキビを故意に潰してしまった場合は、肌がクレーターのように凸凹になってしまいます。適切なニキビケアを行うようにしてください。

毛穴のセルフケアに効果的な方法

毛穴のセルフケアに効果的な方法を紹介

ここからは、毛穴トラブルの予防に効果的なセルフケアについて、具体的な方法を紹介していきます。

洗顔の適切な方法

毛穴のトラブルを防ぐための洗顔は、1日に2回を目安に行いましょう。
洗顔の回数を増やしすぎてしまうと、肌のバリア機能が低下してしまい乾燥の原因にもなります。肌が乾燥すると、皮脂腺が皮脂を分泌しようとするため過剰分泌に繋がり、毛穴詰まりや毛穴開きの原因になってしまうため注意が必要です。

クレンジングを馴染ませるときは1分程を目安にしましょう。
長時間くるくると馴染ませ続けるのは避けることで、肌へのダメージを軽減できます。

適量の洗顔料を泡立て、擦らず泡で包み込むように優しく洗いましょう。
洗顔料が顔に残るのも毛穴の黒ずみの原因になってしまうため、すすぎ残しがないように丁寧に洗い流してください。洗顔は熱いお湯ではなくぬるま湯で、肌に負担がかからないように手際よく優しく行ってください。

しっかりと保湿をしましょう。
洗顔後の肌は、毛穴が開いて普段より更にデリケートな状態にあります。タオルで包み込むように水気を取り、すぐに化粧水をつけてください。乾燥の原因になるため、洗顔後は出来るだけすぐに保湿をするようにしてください。

保湿ケアはしっかりと

毛穴のセルフケアには、丁寧な保湿ケアが欠かせません。

化粧水で水分を与えたあとは、乳液やクリームなどの油分で蓋をして潤いをキープしましょう。肌質に合わせて、ベタつきの少ない乳液やしっとりと保湿力の高い乳液など、適したものを選ぶのがおすすめです。

皮脂の分泌が多くなるTゾーンは、他の部分に比べて乳液の量を少し減らすなどの調節をしても良いでしょう。

凸凹毛穴はメイクで隠せる?

凸凹毛穴をファンデーションで隠そうとすると、かえって目立ってしまうことがあります。コツを覚えて、しっかりと毛穴を隠しましょう。

メイクで凸凹毛穴を隠す場合は、まず化粧下地を顔全体に均等に馴染むよう伸ばします。額、両頬、鼻、アゴに少しずつ乗せてから伸ばすとムラなく伸ばすことができます。その後、ファンデーションでしっかりとカバーしてください。

凸凹毛穴はメイクで隠すことはできますが、毛穴トラブルには洗顔や保湿などのセルフケアを徹底することが重要です。メイク汚れが残らないよう、丁寧にケアをすることを忘れないようにしましょう。

紫外線対策は必須

肌は紫外線を浴びるとバリア機能が破壊され、乾燥しやすくなったりコラーゲンが壊されたりとさまざまな影響を受けます。乾燥により肌のターンオーバーが乱れ、毛穴の開きや角栓の原因になるのはもちろん、シミなどの肌トラブルにもつながるため紫外線対策はしっかりと行いましょう。

日焼け止めクリームを使うときは、お出かけ前に1度だけ塗るのではなく、数時間おきにこまめに塗り直すことが大切です。

食事や睡眠も大事

毛穴は不規則な生活不摂生な食事日々のストレスなどの生活習慣からも影響を受けます。人は睡眠中に成長ホルモンの分泌が増えて、肌を修復・再生します。つまり睡眠時間が少なくなると再生が追い付かず、肌が老化して毛穴が目立ってしまうのです。

また、バランスの悪い食事無理なダイエットでも肌の老化は進み、毛穴が目立つ原因になるため、バランスの取れた食事や規則正しい生活を心掛けましょう。

毛穴は美容皮膚科での治療もおすすめ

すでに毛穴の目立ちが気になっている方、毛穴トラブルにお悩みの方の場合、セルフケアだけで改善するのは困難なケースも多いでしょう。そんなときは、美容皮膚科で治療を受けることもおすすめです。

ルシアクリニックでは、コラーゲンの生成を促す効果がある「美白フォト治療」「レーザートーニング」、古くなった角質を除去して肌のターンオーバーを促し、あらゆる毛穴トラブルの改善が期待できる「ケミカルピーリング」RF波を照射しながら針で真皮層に薬剤を行き渡らせる「ポテンツァ ニードルRF」など、毛穴に効果のあるさまざまな治療を行っております。

毛穴トラブルの原因に合わせて治療法をご提案しますので、どんな治療法が適しているか分からないという方は、まずは無料の診察を受けてみてください。

毛穴のセルフケアや治療法はルシアクリニックにご相談ください

今回は、毛穴トラブルの種類やセルフケアの方法を紹介しました。

毛穴トラブルと一口に言っても、毛穴の黒ずみ毛穴の開き毛穴の詰まりなどトラブルの内容は人によって異なります。セルフケアを行うときは洗顔と保湿が重要ですが、角栓が詰まっている方はたんぱく質を溶かす効果のある洗顔料を使ったり、スキンケア用品の成分をチェックしたり、使用するアイテムもそれぞれの毛穴トラブルに合ったものを探しましょう。

また、すでに毛穴が目立っており、セルフケアをしていても改善が見られないという方は、美容皮膚科での治療もおすすめです。ルシアクリニックでは、患者様の毛穴の状態を確認してそれぞれに適した治療を行っております。

セルフケアだけでは毛穴トラブルが改善せずお悩みの方は、ぜひルシアクリニックへお気軽にご相談ください。

※掲載価格はすべて税込価格です

医師 小原 直樹

記事の監修者

ルシアクリニック 医師小原 直樹

経歴

  • 岡山大学医学部医学科 卒業
  • 川崎医科大学附属病院 初期研修医
  • 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
  • 福山市民病院形成外科 勤務
  • 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
  • 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
  • ルシアクリニック 勤務

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