- 2021.12.07
- 2021.06.02
シミ治療におすすめの方法は?どんな種類がある?
シミ治療にはさまざまな方法があり、シミの種類などによっておすすめの治療方法は異なります。ルシアクリニックでは、さまざまな治療方法の中から症状や状況に合う治療をご提案します。
そこで今回は、ルシアクリニックで受けられるシミ治療の中からおすすめの治療法や、シミ治療にかかる費用の相場をご紹介します。
この記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
シミ治療にはどんな種類がある?おすすめは?
シミ治療には、レーザーなどの機器でシミの原因に直接アプローチして改善させる方法や、内服薬や点滴などを継続的に行うことで改善させる方法など、さまざまな種類があります。
まずは、ルシアクリニックで行っているシミ治療のメニューから、おすすめの方法を紹介します。
レーザー治療
レーザー治療は、できてしまったシミの原因であるメラニンを直接破壊することでシミを消していく方法です。
レーザーを照射したあとに軟膏を塗り、保護テープを貼って施術が完了します。ゴムを弾くようなパチンパチンという痛みはあるものの、基本的には1回の施術でシミを改善することができるので、おすすめのシミ治療です。
レーザーを照射した箇所はその後カサブタになり、1週間程で自然に剥がれます。カサブタが剥がれるまでは、紫外線や乾燥、摩擦の刺激を与えないよう保湿ケアをしながら保護テープを貼り続ける必要があります。
レーザー治療はシミやそばかすには効果がありますが、肝斑はレーザーを当てるとさらにシミが濃くなるため適していません。そのため、肝斑の治療には別のシミ治療の方法を選ぶ必要があります。
美白フォト治療(IPL)
美白フォト治療(IPL)は、IPLという表皮層にあるメラニン色素に反応する特殊な光を用いて、少しずつシミやそばかすを薄くしていくシミ治療です。
IPLを照射するとコラーゲンの生成を促す力も働くため、肌のくすみの改善やハリのあるキメの整った肌に導く効果も期待できます。
美白フォト治療(IPL)を照射すると一時的にシミが目立ってしまうことがありますが、これは色素沈着していたメラニンが浮き出て時間経過とともに肌から排出されるためで、自然に薄くなっていきますのでご安心ください。
美白フォト治療(IPL)の施術は、3週間に1回の頻度で5回以上の治療を行うのが一般的です。
ピーリング治療
ピーリング治療は、専用のピーリング剤を塗って肌の古い角質を取り除き肌のターンオーバーを促すことで、シミやくすみ・ニキビなど肌の気になる症状を改善する治療法です。
ルシアクリニックのケミカルピーリングは、肌のターンオーバーの促進やメラニンの生成抑制、コラーゲンの生成を促す効果があるグリコール酸と、メラニン生成の抑制や肌のキメを整える効果などがある乳酸、さらに皮脂や角栓の除去をはじめ、角質融解の作用やコラーゲンの生成を促す効果のあるサリチル酸を使用した2種類のピーリング剤を使い分け、お肌の状態や症状に合わせた治療を行います。
ケミカルピーリングは2週間に1回の頻度の施術がおすすめです。
ポテンツァ ニードルRF
シミの中でも治療が難しいと言われている肝斑に適した治療法としては、ポテンツァ ニードルRFがあります。
ポテンツァ ニードルRFはメラノサイトに直接アプローチできるため、肝斑の原因となるメラニンの生成過程に影響を与えて根治治療を行います。メラニンの生成に影響することから、肝斑以外のシミやそばかすにも効果が期待でき、レーザー治療や光治療に見られる一時的にシミが濃くなる症状も起こりません。
シミやそばかす、肝斑以外にニキビやたるみ、小ジワ、毛穴や鼻の黒ずみを消す治療にも効果的です。さまざまなお肌の悩みに対応できる、万能な治療法です。
点滴治療
シミ治療には、点滴治療も有効です。ルシアクリニックで行う点滴治療には、白玉点滴/スーパー白玉点滴と高濃度ビタミンC点滴があります。
白玉点滴は美白や美肌に効果のあるグルタチオンを主成分にした点滴で、メラニンの生成を抑える他、細胞の老化や体内の酸化を防ぐ効果が期待できます。特にメラニンの生成を抑える効果が高いため、シミ改善に適した点滴です。
一方、高濃度ビタミンC点滴には濃度を上げたビタミンCを直接血管に注入して、血中のビタミンCの濃度を上昇させる効果があります。ビタミンCにはメラニン生成を抑制したり、抗酸化作用で体内の酸化を抑えたりする効果がある他、コラーゲンの生成を促したり保水力を高めたり、免疫力を向上させる効果があります。しかし、ビタミンCは体内で生成することができないため食品やサプリメントで補うしかなく、全身に行き渡る前に酸化してしまうため効果を十分に発揮しきれないという欠点もあります。
高濃度ビタミンC点滴は直接体内へ注入するので、全身にビタミンCが行き渡り効果を発揮することが期待できます。
内服薬治療
メラニン生成の抑制やコラーゲンの生成、美白などに効果のある内服薬を飲むことでもシミ治療が行えます。
ルシアクリニックでは、シミに効く4種類の内服薬をセットにした美肌内服セットを用意しています。内服薬は肝斑への効果も期待できるトラネキサム酸や美肌・美白に効果のあるグルタチオン、メラニン生成の抑制などが期待できるシナール、エイジングケアが期待できるユベラの4種類で、他のシミ治療と併用することでより高い効果を期待できます。
シミ治療にかかる費用はどれくらい?
シミ治療は治療の範囲や治療法によって、費用が大きく異なります。
例えばレーザーでのシミ治療の場合、1cm未満のシミ1ヵ所に照射するときの相場は3,000円~5,000円です。しかし、シミの範囲が広い場合やシミの数が多い場合は取り放題などのメニューを選ぶ方がリーズナブルに治療できる可能性もあります。
この他、美白フォト治療(IPL)で顔全体に照射する相場は1回20,000円~50,000円、ケミカルピーリングは7,000円~9,000円、白玉点滴は1回につき5,000円~6,000円、高濃度ビタミンC点滴は12.5gで8,000円~9,000円となっています。
シミ治療は保険適用できる?
シミ治療は、原則として保険は適用されません。特にシミ治療の対象になることの多い「老人性色素斑」や「そばかす」、「肝斑」などは、美容目的でのシミ改善という判断から保険適用外になります。
自由診療(保険適用外)のため治療にかかる費用はクリニックによって異なるので、相場から大きく外れる料金設定のクリニックも珍しくはありません。そのため、事前にどのくらいの費用がかかるのか確認しておくのがおすすめです。
ただし、皮膚科ではごく一部のシミ治療のみ、保険が適用される可能性もあります。保険適用になる可能性があるシミは、太田母斑や異所性蒙古斑、扁平母斑、外傷性色素沈着などがあげられます。しかし、保険が適用されるかどうかはクリニックや病院によるため、事前に確認する必要があるでしょう。
シミ治療はルシアクリニックにご相談ください
ルシアクリニックでは、シミの種類や症状に合わせたさまざまなシミ治療を行っています。
また、シミを徹底的に改善したいという患者様に向けて、定額で半年間しっかりと治療を受けられる「シミ・そばかす徹底ケアプラン」も用意しています。シミや肌の状態に合わせてさまざまな治療法を組み合わせ、1ヶ月に1回のペースで6回に分けて治療を行ってシミの改善を目指します。複数の治療法を同時に行いたい方にはおすすめのプランです。
ルシアクリニックでは数ある治療法の中からお一人おひとり合う施術をご提案します。シミを改善したい方はぜひルシアクリニックにご相談ください。
※掲載価格はすべて税込価格です
記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
経歴
- 岡山大学医学部医学科 卒業
- 川崎医科大学附属病院 初期研修医
- 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
- 福山市民病院形成外科 勤務
- 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
- 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
- ルシアクリニック 勤務
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