- 2021.12.07
- 2021.07.07
シミを防ぐ方法はある?スキンケアや食生活などの生活習慣を見直そう
気が付けばできていることがあるシミは悩みの種になることも多く、シミを防ぐ方法が知りたいと感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、シミができる原因や防ぐ方法、さらに1度できてしまったシミへの対策法について紹介します。
この記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
シミの部位によってできる原因は違う
一般的にシミと呼ばれるものは、主に紫外線など肌への刺激が原因でできます。
紫外線を浴びると肌を守るためにメラニンが生成されて日焼けをしますが、肌は一定の期間でターンオーバーと呼ばれる代謝を行うことで溜まったメラニンを外に排出するため、時間をかけてゆっくりと自然に元の肌色に戻っていきます。
しかし、年齢を重ねると肌のターンオーバーが正常に行われなくなります。そのため、生成されたメラニンが上手く排出されなくなり、色素沈着してしまうことでシミができるのです。年齢を重ねることで現れるため、老人性色素斑とも呼ばれます。年齢と共にシミの数が増えたり濃く目立つようになったりしていくのが特徴です。
シミを防ぐ方法はある?
シミは1度できてしまうとなかなか消すのは難しいため、できる前に予防するのがおすすめです。ここでは、シミを防ぐ方法を紹介していきましょう。
紫外線対策をする
シミの天敵である紫外線の対策は、シミを防ぐ方法として欠かせません。帽子や日傘を使用する、日焼け止めクリームを塗る、UVカット加工がされた衣類を選ぶなど、日頃から紫外線対策を心がけましょう。
日焼け止めクリームは1日中効果が持続するわけではないため2時間~3時間ごとに塗り直すのが理想的ですが、そこまではできない場合でも朝・昼・夕方などタイミングを見て定期的に塗り直すようにしましょう。
スキンケア用品を見直す
シミを防ぐためには、化粧水や保湿液などのスキンケア用品を購入するときに、トラネキサム酸やビタミンC誘導体、4MSKなどの美白効果が期待できる成分が入ったものを選ぶのがおすすめです。美肌効果のある成分は、メラニンの生成を抑える効果や肌の代謝を整えてメラニンの排出を促す効果などが期待でき、シミを防ぐ方法としても有効的です。
シミを防ぐお手入れの方法
シミを防ぐためには、スキンケア用品を見直すのと同時に、使用量にも気を配りましょう。1度に使用する量が少ないと、成分がしっかりと顔全体に馴染ませられずムラになってしまい、せっかくの効果も半減してしまいます。
また、洗顔やスキンケアの時は、顔をこすらないように注意してください。摩擦は肌のバリアを傷つけてしまい、肌がより多くのダメージを受けることになります。
洗顔料はしっかりと泡を立てて包み込むように優しく洗い、スキンケア用品もゴシゴシと塗り付けるのは避けるようにしましょう。
肌に良い食生活を意識する
シミを防ぐ方法としては、スキンケアだけではなく食生活の見直しも有効です。
シミを防ぐ効果が期待できるビタミンCやビタミンE、βカロテン、L-システイン、ポリフェノールなどが含まれた食品を意識して摂取することで、シミができるのを防いでくれます。
できてしまったシミへの対策はどうする?
シミを防ぐ方法は、日頃から心掛けることで習慣化できます。しかし、1度できてしまったシミをセルフケアで薄くすることは簡単ではありません。できてしまったシミへの対策は医療美容クリニックや皮膚科で治療を受けるのがおすすめです。
ここからは、すでにできてしまったシミに対して効果のある治療を紹介していきます。
シミレーザー
シミ治療の中でも、少ない施術回数で効果が得られるのがシミレーザーです。シミの大きさや量、状態にもよりますが基本的には1回の施術でシミを消すことができます。
シミレーザーの施術は、気になるシミにレーザーを照射したあと薬を塗って保護テープを貼り、施術の当日と翌日はテープを貼った状態で洗顔を行います。しばらくするとかさぶたができるので、かさぶたが自然に剥がれるまで薬を塗り、テープで保護しながら様子を見ましょう。
かさぶたが剥がれたあと、一瞬シミが濃くなったように感じることがありますが、これは炎症性色素沈着と言い、炎症が起きた箇所に現れる一時的な反応です。炎症性色素沈着は次第に薄くなっていくことがほとんどですのでご安心ください。
美白フォト治療(IPL)
美白フォト治療(IPL)は、IPLという特殊な光がメラニン色素に反応し、シミを薄くする施術です。シミだけでなく、肌全体のくすみなどの改善にも効果があり、さらにコラーゲンの生成を促すことでハリやツヤのある若々しい肌に導くこともできます。
光を照射したシミの部分は一時的に濃くなったように感じたり、かさぶたになったりすることもありますが、いずれも一時的なもので自然に薄くなっていきます。
美白フォト治療(IPL)でシミを薄く目立たなくするためには、3週間に1回の頻度で5回以上の治療を行う必要があります。また、美白フォト治療(IPL)の効果をより高めたい方はシミに効果のある内服薬や点滴を併用するのもおすすめです。
内服薬の使用
シミの治療には、内服薬の使用も有効です。美肌治療に効果のある薬を長期的に服用することで、ゆっくりと肌の状態を整え、シミを改善していきます。内服薬だけの治療でも効果は得られますが、他の治療と併用することでより高い効果を期待できるでしょう。
ルシアクリニックでは、シミに効果のある美肌内服セットを用意しています。シナール、トラネキサム酸、ユベラ、タチオンの4種類がセットになっており、それぞれメラニンの生成を抑制したり、コラーゲンの生成を促したり、抗酸化作用でエイジングケアに効果を発揮したりとさまざまな美肌効果が期待できます。
点滴治療
シミには、美肌効果や美白効果のある点滴治療も効果的です。
ルシアクリニックでは高濃度ビタミンC点滴と白玉点滴/スーパー白玉点滴をご用意しており、どちらもシミ治療に有効です。
高濃度ビタミンC点滴は、酸化しやすく効果を発揮することが困難なビタミンCを、濃度を上げて直接血管に注入することで全身に行き渡らせるのが目的の点滴です。ビタミンCにはメラニン合成を抑えたり、体内の酸化を抑える抗酸化作用があるため、美肌や美白に効果があるとされています。そのため、シミ治療にも効果が期待できます。また、グルタチオンを主成分にしている白玉点滴/スーパー白玉点滴も、メラニンの生成を抑えたり体内の酸化を抑えて老化を防いだりなど、シミ改善には有効な治療です。
点滴治療は、美白フォト治療(IPL)など他の施術と併用もできるため、より効果を高めることも期待できるでしょう。
シミを防ぐ方法はルシアクリニックにご相談ください
シミを防ぐ方法には、紫外線対策とスキンケア、食生活などセルフケアできることも多くあります。しかし、それらのセルフケアは、できてしまったシミには一定の効果はありますが、綺麗に消したり薄くしたりすることは難しいため、シミ治療を行うのが効果的です。
シミを防ぐ方法を実践しながらすでにあるシミは治療で対応し、肌の状態を整えるのがおすすめです。
ルシアクリニックでは、シミの症状を確認しおひとりお一人に適したシミ治療を行います。シミを防ぐ方法を実施しながらシミ治療も行いたいという方は、ぜひルシアクリニックにご相談ください。
※掲載価格はすべて税込価格です
記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
経歴
- 岡山大学医学部医学科 卒業
- 川崎医科大学附属病院 初期研修医
- 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
- 福山市民病院形成外科 勤務
- 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
- 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
- ルシアクリニック 勤務
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