- 2023.08.24
- 2021.08.11
そばかすができる原因・そばかすがある人の特徴とは?予防や対処方法も解説
一般的にシミは加齢と共に現れるものと言われていますが、そばかすは年齢を問わず現れるため、頭を悩ませる方が多いシミの1つです。
そこで今回は、そばかすができる原因や予防法、そばかすを消す治療法について紹介していきます。
この記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
そばかすとは
そばかすは「雀卵斑」とも呼ばれるシミの一種で、漢字の通り「雀の卵」のような細かなシミが鼻の上から頬にかけて点々と現れるのが特徴です。また、そばかすは色素の薄い方にできやすく、日本人でも色白の方によく見られます。
シミは加齢とともに現れると考えている方も多いかもしれませんが、そばかすの場合は子供の頃からできる人が多く、思春期を過ぎると薄くなり成人後に消えることがあることも確認されています。
そばかすができる原因は?
そばかすは他のシミとは異なり、子供の頃から現れる場合がほとんどです。
そこで続いては、そばかすができる主な原因について解説していきます。
遺伝
そばかすができる最大の原因は遺伝だと言われています。
メラニンには、ユーメラニンとフェオメラニンという2つの種類があります。ユーメラニンはいわゆる黒色メラニンと呼ばれるもので、一方のフェオメラニンは黄色から赤色のメラニンです。この2つの含有量によって肌や髪の毛の色味が決まっており、フェオメラニンが多い方は、色白でそばかすができる体質になりやすいのです。
このメラニンの含有量は遺伝が大きく影響しているため、そばかすがある人からはそばかすのできやすい体質の子供が生まれると考えられています。
紫外線
そばかすの原因は遺伝によるものが大きいですが、そばかすのある親から必ずしも生まれつきそばかすのある子供が生まれるというわけではありません。しかし、そばかすができやすい体質の可能性が高いため、紫外線を浴びることでそばかすができることがあります。
そばかすも他のシミと同様に、紫外線を多く浴びると肌を守るためにメラノサイトが過剰にメラニンを生成し、色素沈着することで発生します。そのため、子供の時にそばかすがなかったという方でも、大人になって急にそばかすが現れることもあります。
また、元々目立たない薄い色のそばかすがあった場合は、紫外線によって色が濃くなり目立ってしまうこともあるでしょう。
そばかすを予防する方法はある?
そばかすの主な原因は遺伝なので、完全に予防することは難しいですが、症状を抑える方法はあります。
ここからは、そばかすを抑える方法、予防する方法を紹介していきます。
紫外線対策
そばかす予防として、紫外線への対策は欠かせません。
日焼け止めクリームを塗る場合は、朝しっかり塗っていても汗をかいたりすると流れてしまうため、2時間~3時間に1回のペースで塗り直すようにしましょう。こまめに塗り直すのが困難な場合でも、可能な限り定期的に塗り直すのがポイントです。
また、UVカット効果のある化粧下地を選ぶ、外を歩くときは日傘を使うなど、紫外線対策として簡単にできるものは積極的に取り入れるようにしましょう。
生活習慣の改善
そばかすやシミが悪化する原因には、睡眠不足など生活リズムの乱れやストレスもあげられます。
人は睡眠中に成長ホルモンが分泌され、それによって肌のターンオーバーが促されています。しかし、睡眠不足が続くと成長ホルモンの分泌が不足してしまい、ターンオーバーが遅くなったり、溜まったメラニンが排出しきれなくなったりとシミ(そばかす)の原因になります。
そのため、そばかすの予防としては、毎日規則正しい生活を送りしっかりと睡眠を取ることが大切なのです。
スキンケアの見直し
美白有効成分の入ったスキンケア製品は、肌のターンオーバーを促したり、そばかすやシミになるメラニンの生成を抑制したりする効果があります。トラネキサム酸や4MSK、ビタミンC誘導体、アルブチンなどが配合されているスキンケア用品はシミ・そばかすへの効果が期待できます。
食事やサプリで栄養素を取り入れる
そばかすは食事やサプリメントで摂れる栄養素でも、予防や色が薄くなるなどの効果があります。
そばかすの予防に効果のある栄養素には、ビタミンCやビタミンE、L-システイン、ミネラル、βカロテン、ポリフェノールなどがあります。
食品の中では、カボチャやほうれん草、ブロッコリーなどに有効な栄養素が多く含まれているため、サプリメントも服用しつつ、意識して栄養価の高い食品を取り入れるようにしましょう。
そばかすを消したい!対処法はある?
そばかすは自然に薄くなっていくこともありますが、どのくらい薄くなるかは個人差があります。また、薄くはなっても完全に消えるケースは中々ありません。そのため、そばかすを綺麗に消すには、皮膚科や美容外科で治療を受けるのがおすすめです。
ここからは、そばかすを消すための対処法、効果のある治療法を紹介していきます。
シミレーザー
シミレーザーは、熱エネルギーでそばかすのメラニン色素を破壊することで、そばかすを消せる治療法です。肌へのダメージを最小限に抑えられるため、少ない痛みで安全に治療が行えます。
シミレーザーは基本的に1回の施術で効果が得られますが、症状の出ている範囲や状態によっては2回に分けることもあるため、まずは無料のカウンセリングを受けて必要な施術回数や治療の進め方を確認してみましょう。
シミレーザーの施術後、そばかすはカサブタになり、1週間程すると自然に剥がれていきます。カサブタが剥がれるまでは処方される塗り薬と保護テープで患部をしっかり守るようにしてください。また、カサブタが剥がれた後、一時的に濃いシミができたように感じる「炎症後色素沈着」という現象が起きることがありますが、一般的には自然に薄くなって消滅するのでご安心ください。
美白フォト治療(IPL)
美白フォト治療(IPL)は、メラニン色素に反応する「IPL」という特殊な光を照射して、そばかすやシミを薄くする治療法です。美白フォト治療(IPL)も、シミレーザー同様にカサブタができたり、シミが濃くなったと感じたりすることがありますが、自然に治まるのが一般的です。
美白フォト治療(IPL)は、そばかすが薄くなるだけでなく、コラーゲンの生成が促されるのでハリやツヤのある美肌へと導きます。くすみの改善もできるため、肌全体がトーンアップして明るく若々しい印象になるでしょう。
そばかすの原因や対処法はルシアクリニックにご相談ください
そばかすの主な原因は遺伝的なもので、色白な方にできやすいと言われています。そばかすができる日本人は珍しいという話もありますが、目立たないだけでそばかすがあるという方は少なくないのです。
紫外線対策や生活習慣の見直しなどで予防はできますが、そばかすを消したいとお考えの場合は美容外科や皮膚科で治療を行う必要があるでしょう。
ルシアクリニックでは複数のそばかす治療を行っています。さらに、そばかす治療に特化したお得なケアプランもご用意しております。そばかすにお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
※掲載価格はすべて税込価格です
記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
経歴
- 岡山大学医学部医学科 卒業
- 川崎医科大学附属病院 初期研修医
- 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
- 福山市民病院形成外科 勤務
- 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
- 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
- ルシアクリニック 勤務
所属学会
SHARE
この記事をシェアする
-
NEW
毛穴の黒ずみ・いちご鼻の原因と毛穴を消す方法|おすすめの毛穴治療やスキンケアも解説
2024.11.20 -
ダーマペンのデメリットとは?後悔しないために必要なことを解説
2024.04.23 -
ダーマペンの効果とは?期待できる効果とメリット・デメリットを解説
2024.04.23 -
大阪で医療ハイフ(HIFU)のおすすめクリニック15選!料金や口コミなど比較紹介
2024.03.27 -
ダーマペンはニキビ跡に効果的?必要な施術回数や症例写真を紹介
2024.03.01 -
ダーマペンは何回で効果を感じられる?必要な回数と施術間隔を解説
2024.02.26 -
ダーマペンの値段の相場はどのくらい?料金が安くて効果的な施術を受ける方法を紹介
2024.01.23 -
ダーマペンは毛穴開きに効果的?毛穴詰まりや黒ずみ改善に役立つ理由を解説
2024.01.19