- 2021.12.27
- 2022.01.19
【肌質別スキンケア】乾燥肌におすすめのケア方法を紹介
美肌を目指すうえで欠かせないのがスキンケアです。しかし、年齢や肌タイプに合わない間違ったスキンケアを行うと、逆に肌への負担がかかり、残念ながら美肌から遠のいてしまうこともあります。
そこで今回は、美肌のためにスキンケアをするうえ、押さえておきたいコツや注意点などを紹介していきます。
この記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
肌質別にスキンケアを変えるべき理由
肌には普通肌の他、乾燥肌、脂性肌、混合肌など複数の肌質があります。中でも乾燥肌と脂性肌は肌の状態がまったく異なるため、同じスキンケアを行うとそれぞれの症状が悪化してしまう可能性があります。
例えば、脂性肌の方が皮脂の出やすいTゾーンや額にクリームをたっぷり使用すると、毛穴に皮脂が詰まり毛穴の黒ずみやニキビの原因につながったりします。また、乾燥肌の方が脂性肌の方と同じように油分を抑えた乳液やクリームなど使うと、化粧水で保湿してもすぐに水分が足りなくなってしまい、乾燥を悪化させることがあるでしょう。
そのため、スキンケアを行うときは自分の肌質を把握したうえで、肌質に適した化粧品で正しい方法でお手入れすることが重要です。
乾燥肌におすすめのスキンケア方法
スキンケアは肌質別に適した方法で行うことが推奨されます。 ここからは乾燥肌にスポットをあてて、おすすめのスキンケアの方法を紹介します。
洗顔は1日2回を目安に
顔が乾燥していると白く粉を吹くこともあるため、気になって何度も洗顔したいと思う方もいるのではないでしょうか。しかし、乾燥肌の方は洗顔を頻繁に行うとさらに肌の水分が奪われてしまい、乾燥を悪化させる原因になります。
乾燥肌の方の洗顔は、朝晩の2回を目安に行いましょう。また、洗顔料を使うとその分肌の皮脂も落とすため、乾燥が酷くなることもあります。その時は、夜の洗顔だけ洗顔料を使用して、朝はぬるま湯で洗い流すだけにするなど調整するのもおすすめです。
優しく洗顔する
洗顔するときに顔をゴシゴシこすってしまうと、肌にダメージを与えてしまいます。また、使う洗顔料が少なく泡立ちが弱いときも、摩擦を起こしてしまうため肌への負担が多くなるでしょう。
乾燥肌の方が洗顔をする際は、適量の洗顔料をしっかりと泡立て、顔を包み込むように優しく洗うようにするのがポイントです。泡のすすぎ残しがないようにしっかりと洗い落とし、洗顔後はタオルでゴシゴシとこすらず水滴を吸い取る感覚で顔を包み込むようにして拭き取りましょう。
また、乾燥肌の方がお風呂でメイクを落とす場合は、温度や水圧に注意してください。お湯を使ったりシャワーの水圧が高かったりすると、必要な油分を一緒に洗い落とすことがあります。そのため、洗い流すときは洗面器に張ったぬるま湯を使うのがおすすめです。
洗顔後はすぐに保湿ケアを
洗顔後の肌は、毛穴が開いてどんどん水分が抜けていきます。そのため、タオルで水滴を拭き取ったらすぐに化粧水で水分を補給し、水分が抜けないよう乳液やクリームなどの油分でしっかりと蓋をするようにしましょう。
保湿ケアに使う化粧品は、保湿力の高いものを選ぶのがポイントです。それでも乾燥が気になる方は、普段のスキンケアにオイルをプラスすると、潤いをキープする効果が高まります。
スキンケア用品の成分をチェックする
スキンケア用品を選ぶときは、成分に注意しましょう。
例えば乾燥肌の方がエタノールの配合量が高い化粧品を使用すると、刺激が強すぎて肌の状態を悪化させる可能性があります。エタノールが配合されているものすべてがNGというわけではありませんが、高配合のものには注意してください。もしも使用して刺激を感じた場合は、アルコールフリーの製品を選ぶ方が安心でしょう。
乾燥肌の方には、肌のうるおいをキープしながらバリア機能が期待できるセラミドや、肌に水分をキープする働きのあるアミノ酸、皮脂と似た構造で肌馴染みが良く、水分が逃げないようしっかりと蓋をしてくれるスクワランなどの成分が入った化粧品がおすすめです。
自分の肌質が分からないときはどうする?乾燥肌の見分け方
肌質別にスキンケアの方法を変えることは大切ですが、そもそも自分の肌質を把握できていない方もいるかもしれません。
ここからは、乾燥肌の見分け方を紹介します。
肌につっぱり感じがある
乾燥肌は肌がつっぱりやすいのが特徴です。
特に、洗顔後に顔全体の肌のつっぱりが気になる方は乾燥肌の可能性があります。
朝に肌のカサつきを感じる
寝起きすぐの顔全体がカサついており、ベタつきを感じる部分がまったくないという方は乾燥肌の可能性があります。
小ジワが目立つ
乾燥肌の方は、寝起きや洗顔後に目元や口元の小ジワが目立つ傾向があります。
保湿ケアを行う前に小ジワが目立っていると感じる方は、乾燥肌の可能性があるでしょう。
あぶら取り紙を使っても汚れがつかない
乾燥肌の方は肌の水分も油分も不足している状態です。そのため、本来なら皮脂が多く分泌されやすい額やTゾーンをあぶら取り紙で押さえても、汚れはつかずサラッとしたままになります。
乾燥肌の方があぶら取り紙を頻繁に使うと、乾燥を悪化させたり肌への負担につながったりする可能性もあるため、あぶら取り紙を使用するときは和紙タイプのものや保湿成分が配合されているものを選び、使用しすぎないようにしましょう。
ベースメイクが崩れやすい
肌が乾燥するとベースメイクがしっかりと肌に乗らず、崩れやすくなります。1日の中でメイク崩れが気になり化粧直しが必要になる方は、乾燥肌の可能性があります。
乾燥肌の方は、上からファンデーションを重ねて塗ってもよれたり崩れたりして綺麗にメイクが乗らないという特徴もあります。化粧の前にしっかりした保湿を心掛けることやファンデーションの厚塗りを避けることが重要です。
乾燥肌のスキンケアには美肌治療もおすすめ
乾燥肌は、自宅で正しいスキンケアを行うのはもちろん、肌質や症状を改善したい場合は美肌治療もおすすめです。
ここからは、ルシアクリニックで行っている美肌治療を紹介します。
ポテンツァ ニードルRF
ポテンツァ ニードルRFは、創傷治療とRFでの熱刺激による治療法で、さまざまな症状の肌質を改善することが期待できます。創傷治療に使うニードルからは、皮下へ直接薬剤を注入することも可能なため、水分補給の効果が期待できる薬剤治療も行えます。
エイジング徹底ケアプラン
エイジング徹底ケアプランは、患者様の肌質に合わせてポテンツァ ニードルRFを含む複数の治療をカスタムし、半年間かけて治療を行っていくプランです。
乾燥肌の方に多い小ジワやハリ、キメなどの改善を行います。
乾燥肌の肌質別スキンケアはルシアクリニックにご相談ください
乾燥肌の方は、間違ったスキンケアを行うと乾燥を悪化させることがあるため、特に注意が必要です。毎日のスキンケアだけでは乾燥が悪化してしまう時や、肌質を改善したい方は、美容クリニックなどで美肌治療を行うことも検討しましょう。
ルシアクリニックでは乾燥肌の方にも効果が期待できる治療も行っており、肌質や症状を確認して最適な治療法をご提案します。
乾燥肌のスキンケアにお悩みの方は、ぜひお気軽にルシアクリニックへご相談ください。
※掲載価格はすべて税込価格です
記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
経歴
- 岡山大学医学部医学科 卒業
- 川崎医科大学附属病院 初期研修医
- 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
- 福山市民病院形成外科 勤務
- 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
- 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
- ルシアクリニック 勤務
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