- 2021.12.23
- 2022.01.05
【肌質別スキンケア】混合肌におすすめのケア方法をご紹介
乾燥肌や脂性肌など、人によって肌質は異なります。なかでも、乾燥肌と脂性肌両方の性質を持つ混合肌の場合、どんなスキンケアを行えば良いのか悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、肌質別のスキンケアの中でも混合肌に適した方法を紹介します。また、そもそも混合肌とはどんなものなのか、見分け方はあるのかなども解説します。自分が混合肌なのか確信が持てないという人もぜひ参考にしてみてください。
この記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
混合肌とは?
肌には乾燥肌、脂性肌、混合肌、普通肌、敏感肌と5つの肌質があります。
顔全体が乾燥しやすい人や洗顔すると肌がつっぱる人は乾燥肌。顔全体がベタつきやすくメイクが崩れやすかったりニキビなどの肌トラブルが多かったりする方は脂性肌。アレルギーや肌トラブルを抱えて不安定になり、化粧品や間違ったスキンケアが原因で肌の状態がすぐに悪くなってしまう人は敏感肌。特に問題なく水分量や皮脂の量もバランスが良い整った肌の人は普通肌に分類されます。
そして混合肌は、Tゾーンや頬、目元など部分ごとに肌の状態が異なるのが特徴です。皮脂の分泌が多いTゾーンはテカリやすい反面、口元や頬などの乾燥しやすい部位はカサついたりつっぱったりするでしょう。混合肌の人がスキンケアを間違うと油脂と水分のバランスが崩れ、皮脂の分泌が過剰になってしまいテカリやニキビが増えてしまうなど、肌トラブルが悪化する可能性もあるためスキンケアには注意が必要な肌質です。
混合肌にも種類がある!見分け方のポイント
混合肌は、大きく分けて2種類あります。
1つはストレスや体調、不規則な生活などが原因になる「ストレス混合肌」です。顔全体が脂っぽくテカって見えるのが特徴です。急に大人ニキビができてしまったり、くすみなどの肌トラブルが多かったりという特徴もあります。
もう1つは「オイリー混合肌」で、Tゾーンなど皮脂の分泌が多くなりやすい部分が脂っぽく感じる一方、目元や頬などはカサついた感覚があるのが特徴です。頬や口元、目元は赤みが出たり小ジワができやすかったり、粉を吹いたりというトラブルが起きやすく、Tゾーンやアゴはニキビができやすいなど、部分ごとに肌トラブルの症状が異なります。
混合肌におすすめのスキンケア方法
混合肌の中でも、ストレス混合肌の人は生活習慣の見直しや食生活の改善など、心身のケアが改善策になります。そのため、混合肌の中でも特にスキンケアの方法に気をつけなければならないのは、オイリー混合肌です。
ここからは、オイリー混合肌の人が気をつけたいスキンケアの方法を紹介します。
部分ごとに洗顔の入念さを変える
オイリー混合肌の人は、クレンジングも洗顔も、部分ごとに入念さを変える必要があります。頬や目元、口元など乾燥しやすい部分は手早く、Tゾーンやアゴなど皮脂汚れが溜まりやすい部分は丁寧かつ入念に洗うようにしましょう。
ただし、どの部位も摩擦を起こさないよう優しく洗うことがポイントです。洗顔時の摩擦は肌へのダメージとなり、乾燥につながる可能性があるため注意しましょう。また、洗顔をし過ぎることも乾燥を招き、さらに皮脂が分泌されてTゾーンなどはベタつきが酷くなることもあります。朝晩2回の洗顔を目安に行うのがおすすめです。
ベタつく場所も保湿は必須
洗顔のあとは、たっぷりの化粧水と乳液での保湿ケアを行いましょう。乾燥している部分はもちろん、ベタつく部分も含めて顔全体の保湿ケアを行うことが重要です。
保湿を行うときは、まずお顔全体を化粧水で補水したあと、乾燥が気になる部分にもう1度重ね付けをします。その後の乳液も同様です。まずお顔全体の水分が逃げないよう油分で蓋をし、乾燥が気になるところにはさらにもう1度重ね付けして入念に保湿しましょう。
混合肌のスキンケアには美肌治療もおすすめ
混合肌はそのままにしていると、毛穴が目立ったりニキビができやすくなったり、目に見える肌トラブルにつながることがあります。そのため、混合肌にお悩みの方は、皮膚科や美容クリニックなどで受けられる美肌治療もおすすめです。
ここからは、ルシアクリニックで受けられる美肌治療から、混合肌への効果が期待できるものを紹介していきます。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、専用の薬剤を塗布して角質を剥がし、毛穴の詰まりや汚れを取り除くほか、肌のターンオーバーも促せる治療です。毛穴の開きを改善して目立ちにくい肌へと導き、ニキビの改善にも効果が期待できます。
ルシアクリニックで行うケミカルピーリングには、グリコール酸ピーリングとミックスピーリングの2種類があります。混合肌の場合は乾燥しやすい部分もあるため、しっかりとした診察を行った後、肌の状態や症状にあわせて適切なピーリング剤と塗布時間での治療を行います。
ケミカルピーリングは定期的に治療を行うことで、効果が実感できやすくなる施術です。2週間に1回の頻度を目安に通院しましょう。施術にかかる時間は塗布時間によっても前後しますが、おおよそ15分程です。
ポテンツァ ニードルRF
ポテンツァ ニードルRFは、針による治療とRFでの熱刺激で肌質を改善させる治療法です。毛穴の黒ずみなどに効果が期待できるほか、針から皮下に直接薬剤を注入することも可能です。ニキビやニキビ跡の改善に効果のある薬剤や、保湿・毛穴緩和などに効果が期待できる薬剤など、症状に合わせて必要な成分を有効的に送り込むことができます。
ポテンツァ ニードルRFは1回の治療で完了するものではありません。1ヶ月に1度の頻度で5~6回程の施術を目安に治療を行います。治療にかかる時間は、施術内容にもよりますが30分~90分程が目安になります。
ニキビ内服セット
混合肌で皮脂分泌の多い部分にニキビができやすい方には、ニキビの治療やニキビ予防の効果が期待できるニキビ内服セットの服用もおすすめです。すでにニキビができている方には、シナール、ピドキサール、ルリッド、ダラシンTゲルという3種類の内服薬と1種類の外用薬がセットになったニキビ急性期セット。ニキビ予防にはシナールとピドキサールの2種類がセットになったニキビ予防セットが処方されます。
ニキビ内服セットは1ヶ月分の処方になるので、月に1度通院して症状を確認しながら服用を続けてください。
混合肌の肌質別スキンケア方法はルシアクリニックにご相談ください
スキンケアは肌質別に適した方法が異なります。特に、混合肌の中でもオイリーになりやすい方は、正しいスキンケアを行わなければ症状が悪化したり、肌トラブルが起こったりするリスクがあります。まずはストレスが原因の混合肌なのか、それとも乾燥など肌の状態が原因の混合肌なのかを把握し、効果的なケアをおこなうように努めましょう。
ルシアクリニックでは、混合肌の改善が期待できる治療を行っています。自分の肌質が分からないという方も肌の状態をチェックし、適切な美肌治療をご提案します。まずはお気軽にルシアクリニックへご相談ください。
※掲載価格はすべて税込価格です
記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
経歴
- 岡山大学医学部医学科 卒業
- 川崎医科大学附属病院 初期研修医
- 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
- 福山市民病院形成外科 勤務
- 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
- 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
- ルシアクリニック 勤務
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