- 2021.12.27
- 2022.02.09
【肌質別スキンケア】敏感肌におすすめのケア方法を紹介
スキンケアは肌質別に変えることが大切ですが、特に敏感肌の場合はスキンケアの方法によって肌トラブルを起こすこともあるため、より丁寧なケアが求められます。
そこで今回は、敏感肌にスポットを当ておすすめのスキンケア方法を紹介します。
この記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
敏感肌はスキンケアで改善できる?
敏感肌は、乾燥肌や脂性肌のように目に見える症状がなく、定義しにくい肌質です。しかし、化粧をしたときや洗顔後に肌がチクチクと痛んだり、焼けるようなヒリヒリ感に襲われたりするものの、目に見えて荒れている様子がない肌を敏感肌と称することが多いようです。
敏感肌になる原因には、ストレスや不摂生な生活、急な環境の変化や体調の変化、さらに冷暖房など空調の効いた空間に長時間滞在したことで起こる乾燥や、花粉の刺激などがあげられます。ほんの些細な刺激にも敏感に反応して肌トラブルが生じてしまうのが敏感肌の特徴です。
敏感肌は正しいスキンケアや生活習慣の見直しで改善が期待できたり、悪化を予防できたりしますが、症状が悪化したときは皮膚科で診察を受けることも有効です。
敏感肌におすすめのスキンケア方法
敏感肌は生活習慣や食生活を見直すことも、改善に有効とされています。それと同時に、肌を乾燥させないよう正しいスキンケアを行うことも重要です。
スキンケアは肌質別に行うことが大切ですが、なかでも敏感肌には以下のスキンケア方法をおすすめします。
優しく洗顔する
敏感肌の人は、肌への刺激が少ないクレンジングや洗顔料を選びましょう。
クレンジングは手早く、かつメイクが残らないよう丁寧に行います。指で摩擦を与えないよう、優しく撫でるように馴染ませましょう。落ちにくいメイクは専用のリムーバーを使うのもおすすめです。
洗顔料はしっかりと泡立たせ、クレンジングと同様に摩擦を起こさないよう手早く優しく洗顔します。クレンジングも洗顔も、すすぎ残しがないようにしっかりと洗い流してください。特に、髪の毛の生え際などはすすぎ残しが起きやすい部位ですので、意識してしっかりと流すようにしましょう。
また、熱いお湯を使って洗顔をすると、必要な皮脂も洗い落としてしまいます。そのため、すすぎはぬるま湯で行うのも大切なポイントです。
保湿ケアは洗顔後すぐに行う
洗顔をすると毛穴が開き、どんどん肌の水分が逃げてしまいます。そのため、タオルで水気を取った後はすぐに化粧水で保湿をしましょう。顔全体に化粧水を馴染ませた後、乾燥が気になる部分があれば重ね付けして、しっかりと保湿するのがポイントです。化粧水で補水したあとは油分のある乳液やクリームでしっかりと蓋をして、潤いをキープしましょう。
摩擦や刺激に要注意
敏感肌は、少しの摩擦や刺激でも乾燥や肌荒れの原因になってしまいます。洗顔や保湿ケアのときはもちろん、洗顔後に水を拭き取るときも、擦らないように注意しましょう。タオルは拭き取るというより、顔に押し当てて水滴を吸い取るようにするのがおすすめです。
また、時間をかけた洗顔も肌への負担になります。クレンジング、洗顔ともに、極力手早く行いましょう。さらに、頻繁な洗顔も肌の乾燥を招くため、朝晩2回の洗顔を目安にすると良いでしょう。
敏感肌のスキンケアには美肌治療もおすすめ
敏感肌は、ヒリヒリとした痛みを感じたり、乾燥してカサカサしたり、痒みを感じたり、さらにニキビや赤みが出やすくなったりとさまざまな症状が起こります。花粉やダニ、埃などの物理的な刺激に弱く、肌の違和感を覚えることも多いでしょう。
敏感肌にお悩みの方は、症状が悪化する前に皮膚科や美容クリニックで美肌治療を行うこともおすすめです。ここからは、ルシアクリニックで受けられる治療を紹介していきます。
プラセンタ注射
乾燥しやすくトラブルが起きやすい肌には、プラセンタ注射が効果的な治療法です。
敏感肌は更年期障害などのホルモンバランスの乱れが影響することがありますが、プラセンタ注射は生理不順や更年期障害による不調の改善が期待できます。
プラセンタ注射は初期療法のときは2~4本を週に1~2回、その後は1週間~2週間に1回のペースで注射します。継続して治療を受けることで、効果が高められるでしょう。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、古い角質を溶かして除去し、肌のターンオーバーを促す治療法です。敏感肌はターンオーバーが乱れていることも原因としてあげられるため、正しく施術することで改善されることが期待できます。
ただし、ケミカルピーリングは古い角質を剥がすため一時的に皮膚が薄くなり、肌がダメージを受けやすくなります。そのためルシアクリニックでは、診察で問題なく施術できる肌の状態かを確認し、患者様一人ひとりの肌に適したピーリング剤と塗布時間で治療を行います。
肌の状態によってはケミカルピーリングの施術が困難な場合もあるため、別の治療法になることも想定しておきましょう。
ニキビ内服セット
敏感肌でニキビができやすい方には、ニキビ内服セットがおすすめです。ニキビができる前の予防には、ニキビ内服予防セットとしてシナールとピドキサールという2種類の内服薬を処方します。
すでにニキビができている場合は、ニキビ内服急性期セットとして予防セットの2種類に加え、ルリッドという内服薬とダラシンTゲルという外用薬の合計4種類の薬をセットにして処方します。殺菌作用のある抗生物質でニキビを治しながら、シナールのビタミンCとビタミンB5、さらにピドキサールのビタミンB6を摂取することで、ニキビができにくい肌環境を作ります。
ニキビ内服セットはどちらも1ヶ月分の処方となるため月に1度診察を行い、肌の状態に合わせて適切な内服セットを処方します。
敏感肌の肌質別スキンケア方法はルシアクリニックにご相談ください
スキンケアは肌質別に行うことが大切ですが、特に敏感肌の人は、正しいスキンケアと生活習慣や食生活の見直し、さらにストレスを上手に解消する方法や環境の改善などで、症状が悪化しないよう対策できます。
しかし、すでにニキビや肌荒れなどの症状が出ている方や、ヒリヒリ感などの痛みが気になる方、症状を改善させたいという方もいるでしょう。そんなときは、皮膚科や美容クリニックで治療を受けることも検討してみてください。
ルシアクリニックでは、敏感肌の症状の改善が期待できる治療を行っております。肌の状態に合わせて、適切な治療法をご提案しますので、肌質を改善したい方はまずはお気軽にルシアクリニックへご相談ください。
※掲載価格はすべて税込価格です
記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
経歴
- 岡山大学医学部医学科 卒業
- 川崎医科大学附属病院 初期研修医
- 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
- 福山市民病院形成外科 勤務
- 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
- 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
- ルシアクリニック 勤務
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