- 2021.12.27
- 2022.02.16
美肌に良い食べ物・悪い食べ物とは?肌荒れ改善と食生活の関係について
美肌を保つためには日頃のスキンケア以外に、日々の食事も大きく影響します。
お肌に良い食べ物と悪い食べ物を知り、上手に食事に取り入れることで、肌荒れが少なく整った美しい肌を作ることができるでしょう。
そこで今回は、美肌に良い食べ物・悪い食べ物をはじめ、積極的に摂取していきたい栄養素についても解説していきます。
この記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
美肌に良いおすすめの食べ物は?
美肌は日頃の生活習慣やスキンケアをはじめ、食事によっても作られます。まずは、美肌に良いとされているおすすめの食べ物、飲み物を紹介します。
大豆製品
大豆製品はタンパク質が豊富で、さらにビタミンB群も多く含まれる食品です。ビタミンB群は肌のターンオーバーを促す効果があるため、ターンオーバーを正常な状態に導き、肌を健康で美しく保つなど、お肌に良い影響を与えてくれるでしょう。また、大豆に含まれるイソフラボンは、肌の調子を整えるエストロゲンの働きをサポートする役割があります。肌の弾力を保つ「コラーゲン」を増やしてハリを保つ働きがあるなど、たくさんの美肌効果が期待できます。
ヨーグルト
ヨーグルトにもビタミンB群が含まれているため、肌のターンオーバーを促す効果があります。さらに、乳酸菌による整腸作用も期待できるため、腸内環境を整え便秘の改善を促すことで肌荒れも解消できるなど、美肌に良い食品の1つです。
トマトジュース
トマトには、酸化脂肪を元に戻す抗酸化作用や、コラーゲンの産生を促進する力を持つリコピンが多く含まれているため、美肌に良い食べ物だと言えます。
リコピンはアンチエイジングやシミ予防などに効果が期待できる成分で、生のトマトを食べることでももちろん摂取ができますが、トマトジュースで摂取するほうがより効率的に摂取できるため、トマトジュースを飲む習慣をつけるのもおすすめです。
アーモンド
アーモンドには抗酸化作用のあるビタミンEが含まれています。また、整腸作用に影響のある食物繊維が豊富で、悪玉コレステロールを減らす不飽和脂肪酸や肌を健康に保つ作用のあるビタミンB2も含まれているため、美肌に良い食べ物です。
アーモンドを手軽に取りたい方は、アーモンドミルクやアーモンドオイルなどで摂取するのもおすすめです。ただし、食べ過ぎてしまうとカロリーを取りすぎて肥満につながってしまったり、人によっては便秘が悪化してしまったりする可能性もあるため、1日に食べる量や食べる時間帯などには注意しましょう。
肌に悪い食べ物、肌荒れの原因になるものは?
美肌に良い食べ物がある一方、食べ過ぎると肌荒れを起こすなど、肌に悪影響を与える食べ物もあります。主に、高脂質・高糖質の食事がニキビや肌荒れの原因になると言われています。全く食べないというのは難しいですが、食べる量を減らしたり食べ方を工夫したりしながら、上手に摂取するようにしましょう。
肌に悪いとされる主な食べ物は以下の通りです。
ジャンクフード
ファストフードやカップ麺などのいわゆるジャンクフードは、高糖質、高脂質なものが多いため、食べ過ぎには注意が必要です。揚げ物や食品添加物がたくさん含まれたものなどが多く、食べ過ぎると肌に悪いだけでなく身体にも悪いと言われています。
しかし、完全に避けるのは困難であるため、食べるときは量を控えめにしたり、野菜を多く摂れるものや減塩のものを選ぶように心がけてください。また、サラダと一緒に食べるなど、食べ方を工夫するのもおすすめです。
炭酸飲料・清涼飲料水・カフェイン飲料
炭酸飲料や清涼飲料水は高糖質でニキビができやすいため、肌には悪い飲み物と言えます。さらに、炭酸飲料には覚醒作用のあるカフェインが含まれているものもあるため注意が必要です。
カフェインは飲む時間によっては睡眠の質を落とすため、睡眠中に分泌される成長ホルモンが低減し、肌のターンオーバーが乱れたり、肌の修復が十分に行えなかったり、さらにホルモンバランスや自律神経が乱れたりとさまざまな悪影響を及ぼします。
肌荒れの原因や、肌荒れの改善が遅れる原因にもなるため、炭酸飲料だけでなくカフェインが多く含まれているコーヒーや紅茶なども飲む時間や飲みすぎには注意しましょう。
飴やチョコなどの甘いもの
手軽に食べられる飴や一口大のチョコレートなどは、断続的に食べてしまうことも多い食べ物です。絶えず少しずつ食べ続けることで糖の取りすぎになり、体内の老化を進める糖化が起こりやすくなります。糖化はシミや小ジワ、くすみなど肌の老化にも影響があるため、飴やチョコなども食べ過ぎることで肌に悪い影響を与えてしまいます。甘いものを食べるときは、決まった時間の中で少量を楽しむようにしましょう。
美肌と食生活の関係、積極的に摂りたい栄養素一覧
美肌作りや肌荒れの改善に、食生活の見直しは切っても切れない関係にあります。どんな食品を選ぶかも大切ですが、1日3食バランス良く食べることも肌荒れの予防になるでしょう。
例えば朝起きたとき、ヨーグルト1つだけでも口に入れることで自律神経が正常に働くようにスイッチを入れられます。自律神経が整うと肌のターンオーバーも正常に行える健康な状態に近づけられるため、美肌作りにもつながります。
さらに、昼や夜などしっかりと食事をする時間には、糖質・脂質・タンパク質の3大栄養素を中心に、ビタミンやミネラルも意識して摂ることが大切です。また、美肌作りに必要な栄養素もしっかり取り入れるようにしましょう。
美肌や肌荒れ改善のために積極的に摂りたい栄養素は、以下の通りです。
肌の お悩み |
必要な栄養素 |
---|---|
シミ | ビタミンC、ビタミンE、ビタミンA、L-システインなど |
シワ | ビタミンC、ビタミンE、アミノ酸、コエンザイムQ10など |
ニキビ | ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンA、タンパク質など |
乾燥 | ビタミンA、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、タンパク質、ミネラルなど |
美肌を目指すには食べ物以外に美肌治療もおすすめ
美肌作りには食事の見直しが重要ですが、並行して美肌治療を行うのもおすすめです。
ここからは、ルシアクリニックで行っている3つの徹底ケアプランについて紹介していきます。
シミ・そばかす徹底ケアプラン
シミ・そばかす徹底ケアプランは、シミやそばかすをはじめ、くすみ、キメ、ハリやツヤなどの改善にも効果が期待できる治療プランです。肌質や肌の状態を確認し、適応する美肌メニューの中から一人ひとりに合わせて適切なメニューをカスタマイズし、半年間かけて治療を行い改善へと導きます。
カスタマイズする治療法には人気のケミカルピーリングや点滴、内服のほかレーザーを用いた施術なども含まれます。
肝斑徹底ケアプラン
肝斑徹底ケアプランは、治療が難しい肝斑を改善させることを目的に行っている治療プランです。くすみやキメの細やかさ、肌のハリやツヤなどの改善も行えるため、弾力のある肌へと導きます。
肝斑の状態や肌の様子を確認し、9個の治療法の中から患者様一人ひとりに合わせて最適な治療をカスタマイズし、半年かけて治療を行うことで症状の改善を目指します。
エイジング徹底ケアプラン
エイジング徹底ケアプランは、たるみやシワ、ほうれい線、くすみ、ハリやツヤ、肌のキメなどの悩みを改善させることを目的にした治療プランです。
8個の治療法から肌の状態や悩みに合わせて適切な治療をカスタマイズし、半年間かけて施術していきます。悩みによって必要になる施術が変わるため、カウンセリングと肌診断、診察で適切な治療法を提案します。
美肌に良い食べ物・悪い食べ物を把握して、食生活を見直そう
健康的な美肌を作るためには、肌に良い食べ物・悪い食べ物はどれなのかを知り、良い食べ物を摂取することが大切です。さらに、1日3回の食事ができていない場合は、栄養バランスを意識しながら、規則正しい食生活になるよう心がけましょう。
より効率的に美肌を目指したいという方は、ルシアクリニックの美肌治療を試してみるのもおすすめです。今ある肌の悩みを改善しながら、ハリツヤのあるキメの整った美肌へと導きます。
ルシアクリニックの美肌治療に興味のある方は、まずはお気軽にご相談ください。
※掲載価格はすべて税込価格です
記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
経歴
- 岡山大学医学部医学科 卒業
- 川崎医科大学附属病院 初期研修医
- 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
- 福山市民病院形成外科 勤務
- 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
- 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
- ルシアクリニック 勤務
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