- 2021.12.27
- 2022.01.26
【肌質別スキンケア】オイリー肌(脂性肌)におすすめのケア方法を紹介
私達の肌には、オイリー肌(脂性肌)をはじめ、乾燥肌や敏感肌など、さまざまな肌質があります。スキンケアも肌質別に行う必要があるため、まずは自分の肌の特徴から肌質を把握したうえで、正しいスキンケアを行うことが大切です。
今回はオイリー肌に焦点を当てて、肌質別スキンケアの方法やオイリー肌の見分け方などを紹介します。
この記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
オイリー肌(脂性肌)ってどんな肌?
オイリー肌(脂性肌)とは、肌の水分と油分がともに多い肌のことを指します。皮脂の分泌が多く、ベタついたりテカリやすかったりという特徴があります。
オイリー肌になる原因は、間違ったスキンケアや不摂生な生活、ストレスなどがあげられるため、生活を整えたりストレスを解消する方法を見つけたり、偏りがちな食事バランスを整えるだけで改善できる場合もあるでしょう。
オイリー肌(脂性肌)はスキンケアで治る?
間違ったスキンケアが原因でオイリー肌(脂性肌)になっている場合は、スキンケアの方法を見直すことで改善できる可能性があります。
ここでは、オイリー肌の人が意識したいスキンケアの方法を紹介していきます。
皮脂が溜まりやすい部分は洗顔も入念に
オイリー肌の人は顔全体的に皮脂の分泌が多い傾向にありますが、なかでもTゾーンやアゴは皮脂が溜まりやすく、皮脂汚れになりやすい部位でもあります。顔全体は手早く丁寧に洗顔するのが理想ですが、皮脂が溜まりやすい部分は汚れを残さないよう入念に洗顔しましょう。
ただし、皮脂汚れを気にしてゴシゴシと強く擦ってしまったり、時間をかけた過剰な洗顔は肌が乾燥する原因となり、肌が乾燥していると感じるとさらに皮脂が分泌されてオイリー肌を悪化させてしまうというリスクがあります。洗顔時は摩擦を与えないよう洗浄力の高い洗顔料を使うなど、洗顔料にこだわるのもおすすめです。
オイリー肌でも保湿ケアは必須
オイリー肌は水分も油分も多い状態ですが、洗顔後には保湿ケアを欠かさないようにしましょう。オイリー肌も、洗顔をすると肌からは水分が抜けていきます。そのままにしていると、皮脂の分泌が多い部位はテカリやすく、頬などは乾燥してしまう混合肌になる可能性があります。また、肌が乾燥していると誤認して過剰に皮脂を分泌され、オイリー肌が悪化することもあるでしょう。
洗顔の後は化粧水でしっかり保湿して、水分をキープするようにさっぱりとしたテクスチャーの乳液で蓋をしましょう。
化粧水はベタつかないタイプを選ぶ
化粧水をはじめとするスキンケア用品はベタつきの少ないサラッと使えるアイテムがおすすめです。ニキビができやすかったり、毛穴に皮脂汚れが溜まりやすかったりという特徴もあるオイリー肌は、肌を整える成分や肌の引き締め効果のあるオイルフリーの化粧水を探してみても良いでしょう。テスターを活用して肌に合う化粧水を探すのも良いですね。
あぶらとり紙の使用はほどほどに
皮脂の分泌が多いオイリー肌の人は、あぶらとり紙を使用することもあるかもしれません。しかし、あぶらとり紙は使いすぎると必要な皮脂まで落としてしまい、さらなる皮脂の分泌を促してしまうこともあるため、注意が必要です。
あぶらとり紙を使用するときは1度だけ軽く押し当てるようにし、少しテカリが気になる程度の場合はティッシュで押さえて皮脂を取り除くようにしましょう。
乾燥肌からオイリー肌(脂性肌)になった人もいる?肌質の見分け方
肌質には、オイリー肌(脂性肌)のほかに乾燥肌や混合肌などがあります。間違ったスキンケア方法や生活習慣の乱れ、ストレス、乾燥しやすい場所での生活など、環境によって肌質が変化することがあるため、乾燥肌から脂性肌になったというのは決して珍しいことではありません。
スキンケア方法は肌質別に行うことが大切なため、普段と少し違う気がすると思ったときはスキンケアの仕方を変えてみるのも良いでしょう。
肌質の見分け方としては、以下を参考にしてください。
肌質の種類 | 特徴 |
---|---|
オイリー肌 (脂性肌) |
|
乾燥肌 |
|
混合肌 (部分的 オイリー肌 タイプ) |
|
混合肌 (バランス 崩れタイプ) |
|
オイリー肌(脂性肌)のスキンケアには美肌治療もおすすめ
オイリー肌(脂性肌)は皮脂の分泌が多いため、毛穴が開きやすかったり、ニキビができやすかったり、くすみや黒ずみなどの肌トラブルが起こりやすくなります。オイリー肌を改善するには、皮膚科や美容クリニックでの美肌治療も検討してみましょう。
ここからは、ルシアクリニックで行っている治療の中から、オイリー肌に効果が期待できるものを紹介していきます。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、古くなった角質を剥離させて肌のターンオーバーを促す治療です。毛穴に詰まった皮脂も取り除けるため、肌質の改善だけでなく黒ずみやニキビなどの改善も期待できます。
ルシアクリニックでは、グリコール酸ピーリングとミックスピーリングという2種類の薬剤を用意しており、肌の状態に合わせた薬剤と塗布時間で施術を行います。
ケミカルピーリングは継続して施術を行うことでより効果を実感できる治療法のため、2週間に1回程度のペースで定期的に通院することをおすすめします。
ポテンツァ ニードルRF
ポテンツァ ニードルRFは、針(ニードル)を使っての創傷治療と、ラジオ波(RF)の熱刺激で肌質を改善することを目的にした治療法です。針から皮下に薬剤を注入できるため、肌の状態に合わせて必要な薬剤を投与しての治療も行えます。創傷治療では肌のターンオーバーを促し、コラーゲンの生成を促進させるため、くすみや毛穴の改善が期待できます。
ポテンツァ ニードルRFは1ヶ月に1回のペースで通い、5~6回の治療を目安に施術を受けるのがおすすめです。
ニキビ内服セット
オイリー肌でニキビができやすい方には、ニキビ治療に有効なニキビ内服セットがおすすめです。ニキビができるのを抑える「予防セット」と、すでにできているニキビの治療を行いながら肌質を整える「急性期セット」があり、肌の状態に合わせて適したセットを処方しています。
予防セットはシナールとピドキサールの2種類。急性期セットは予防セットに加えてルリッド・ダラシンTゲルをプラスした4種類を1ヶ月分処方されます。1ヶ月に1回通院して診察を受けながら服用してください。
オイリー肌(脂性肌)の肌質別スキンケア方法はルシアクリニックにご相談ください
オイリー肌(脂性肌)は規則正しい生活を心掛けたり環境を変えたりすることで改善することもありますが、肌質別の正しいスキンケア方法を知り、丁寧なケアを行うことが何よりも大切です。
ニキビや毛穴の開きなどの肌トラブルも起こりやすいため、早期に改善したい方は美容クリニックや皮膚科での治療も検討しましょう。
ルシアクリニックではオイリー肌の改善が期待できる治療を複数行っており、肌の状態に合わせて適切な治療法をご提案します。肌質の改善を希望する方は、まずはお気軽にルシアクリニックへご相談ください。
※掲載価格はすべて税込価格です
記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
経歴
- 岡山大学医学部医学科 卒業
- 川崎医科大学附属病院 初期研修医
- 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
- 福山市民病院形成外科 勤務
- 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
- 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
- ルシアクリニック 勤務
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