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シミを消す方法はある?自宅でできるケアやメイク術

シミを消す方法はある?自宅でできるケアやメイク術

シミは目立つ場所にできるとコンプレックスに感じたり、綺麗に消す方法はないかと頭を悩ませたりする方も多いのではないでしょうか。メイクで丁寧に消したつもりが逆にシミの部分が浮いてしまい、かえって悪目立ちしてしまうという方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、自宅でできるシミケアの方法やメイク術を紹介します。

シミを消すおすすめの方法は?

できてしまったシミを消す方法があるなら知りたいという方は多いですよね。
まずは、自宅でできるシミのケアや、日頃から気をつけるポイントを紹介していきます。

お手入れの方法を見直す

できてしまったシミを消すために、毎日のスキンケアを念入りに行っているという方もいらっしゃるでしょう。確かにシミをケアする方法として、保湿スキンケアは大切なポイントです。しかし、お手入れのときに顔をこすってしまうと、その摩擦が刺激となり余計にシミを濃くしてしまう可能性があるため注意が必要です。

特にシミの中でも年齢を重ねるうちに現れる「老人性色素斑」は、肌を刺激から守るためにメラニンが生成され色素沈着することが原因となっているため、肌をお手入れするときは擦らず軽くおさえる程度にしましょう。また、洗顔フォームを使うときは丁寧に泡立てて泡で包み込むように洗うと良いでしょう。

さらに紫外線もシミにとって最大の天敵です。紫外線は肌への刺激になるため、日焼け対策は徹底しましょう。日焼け止めクリームは2時間~3時間ごとに塗り直すのが一番効果を発揮する使い方です。こまめに塗り直すのが難しいという方も、意識して塗り直す時間を取るようにしましょう。

スキンケア用品を見直す

普段使っているスキンケア用品をシミのケアや予防に適したものに変えることでも改善できます。

シミを消したいという方は、メラニンの生成を抑制させる効果がある「4MSK」や「トラネキサム酸」、「ビタミンC誘導体」を配合した化粧品やスキンケア用品がおすすめです。また、肌のターンオーバーを促して色素沈着したメラニンを排出する手助けをしてくれるアブルチン」もシミのケアや予防に効果的な成分です。

スキンケア用品や化粧品を購入する際は、配合されている成分に注目して選ぶようにしましょう。

生活習慣の改善

肌のターンオーバーのサイクルが乱れたり遅れたりすると、メラニンがしっかり排出されずシミの原因になってしまいます。そのため、肌のターンオーバーを正常化することも、シミを消す方法の1つです。

肌のターンオーバーには睡眠食生活など、普段の生活習慣が大きく影響しています。質の良い睡眠が取れるよう、入浴時に上昇した体温が下がってくる頃に布団に入れるように入浴時間を調整したり、部屋の照明を消したりして、深く眠りにつける環境を整えましょう。

特に眠りについてすぐのノンレム睡眠は、成長ホルモンを分泌する大切な時間です。肌のターンオーバーを活性化できる時間なので、質の良い睡眠がとれるよう意識してみましょう。

食事に気をつける

睡眠と併せて見直したいのが食生活です。シミに効果のあるビタミンCビタミンE体内で作ることができず、中でもビタミンCは体内にため込むことができないため意識的に食品やサプリメントから摂取しなければなりません。

ビタミンCビタミンEの多い食べ物にはカボチャブロッコリーほうれん草などがあります。ブロッコリーには肌の新陳代謝を助ける効果があるビタミンB2などが含まれています。ほうれん草やカボチャにも新陳代謝を促すビタミンA抗酸化作用があるβカロテンが豊富に含まれているため、意識して食事に取り込むようにしましょう。

メイクでシミを消す方法は?メイク術を紹介

メイクでシミを消す方法はあるのでしょうか

食事や生活習慣の改善、スキンケアの見直しを行っても、すぐに効果が出るわけではありません。そのため、シミが気になるときはメイクで消すのも1つの方法です。

ただし、メイクの方法を間違えるとシミの部分だけが白くなったり、濃く浮き出してしまったりと、かえって目立ってしまうこともあるでしょう。

そこで、シミを消すために必要なメイク道具や、メイクのやり方を紹介します。

用意するメイク道具

シミを消したいときに重要なメイク道具はコントロールカラーコンシーラーです。ファンデーションやチークなど、普段使っているメイク道具と一緒に揃えましょう。

コントロールカラーはオレンジ色のものが茶色のシミをぼやかすのに適しています。コンシーラーはペンシルタイプやスティックタイプ、複数の色がセットになったパレットタイプなどものがありますが、さまざまな大きさや色のシミに対応できるパレットタイプがおすすめです。

メイク手順

シミを消すメイク手順は、以下の通りです。

  • ①シミが薄くなるようにコントロールカラーを塗る
  • ②リキッドファンデーションの方は、スポンジに取ってポンポンと叩き込むように伸ばす。(厚塗りしないよう、全体的に均等に乗せる)
    ※パウダーファンデーションの方はこの手順を飛ばして③に進む。
  • ③気になるシミにコンシーラーを乗せ、肌との境目の部分を指でポンポンとなじませる。
  • ④最後にもう1度ファンデーションを薄くポンポンと乗せて完成!

パウダーファンデーションの方は④で初めてファンデーションを使いますが、厚塗りしないよう薄く全体をなじませるように乗せましょう。

そばかすなど小さなシミが複数ある場合コンシーラーを数本引き、軽く叩いて全体をなじませます。濃いシミの場合はまずシミの上に薄く塗ったコンシーラー全体的にポンポンとなじませ、その後もう1度少し厚めにコンシーラーを乗せて肌との境目を指でなじませると良いでしょう。

メイク時の注意点

できてしまったシミの上にコンシーラーを伸ばすとき、シミのある中央の部分をポンポンと叩いてしまう方がいますが、これではコンシーラーが剥げたり寄れて浮いてしまったりして、かえってシミの部分が目立ってしまいます。コンシーラーを乗せるときは、外側の肌との境目を叩いてなじませる程度にしましょう。

また、ファンデーションを塗るときもスポンジやパフをこすりつけてしまうとコンシーラーやコントロールカラーを剥がしてしまうため、軽く叩き込むように乗せるのが綺麗に仕上げるコツです。

シミを消すにはレーザー治療もおすすめ

確実なシミ治療はレーザー治療がおすすめです

自宅で行うシミを消す方法ではなく治療で根本から改善したいという方には、ルシアクリニックでも行っているレーザー治療がおすすめです。シミの原因であるメラニンにレーザーを当てて破壊することで、シミを消していきます。

ただし、シミレーザー老人性色素斑やそばかすに効果がある反面、肝斑にレーザーを当てるとかえって濃くなってしまうため肝斑治療には使えません。肝斑の治療には、メラニンを生成するメラノサイトにアプローチするポテンツァ ニードルRFや、レーザートーニングで薄くしていく方法をおすすめします。

シミを消す方法はルシアクリニックにご相談ください

自宅で行うシミを消す方法は、シミの予防にも効果があるため継続することが大切です。しかし、シミによっては自宅でのスキンケアだけでは改善しない可能性もあります。そのため、確実にシミを消したい方はシミ治療を行うことがおすすめです。

ルシアクリニックでは、シミの種類や症状に合わせたシミ治療を行っています。シミ治療でシミを消したい方は、ぜひルシアクリニックにご相談ください。

※掲載価格はすべて税込価格です

医師 小原 直樹

記事の監修者

ルシアクリニック 医師小原 直樹

経歴

  • 岡山大学医学部医学科 卒業
  • 川崎医科大学附属病院 初期研修医
  • 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
  • 福山市民病院形成外科 勤務
  • 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
  • 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
  • ルシアクリニック 勤務

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