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ダーマペンはニキビ跡に効果的?必要な施術回数や症例写真を紹介

ダーマペンはニキビ跡に効果的?必要な施術回数や症例写真を紹介

ニキビの炎症が治ったあとも、赤みが残ったりクレーターのように肌に凹凸が残るニキビ跡。

深い跡が残ってしまうとセルフケアではなかなか解消できず、悩んでいる方も多いと思います。

そんな方におすすめなのが、ダーマペン4による美容治療です。

この記事では、ニキビ跡に悩んでいる方に向けて、ダーマペンがニキビ跡に効果的な理由や必要な施術回数の目安などを解説します。

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ダーマペンの施術の仕組み

ダーマペンの施術の仕組み

ダーマペンは微細な針を用いて皮膚に小さな穴を開けることで、肌の自己再生を促進する美容医療施術です。

肌の表面にダメージを与えることで、皮膚組織の自然治癒力(皮膚が自ら組織を修復しようとする力)を刺激し、コラーゲンやエラスチンといった美容成分の生成も促進します。
コラーゲンやエラスチンは、ハリのあるみずみずしい肌をつくるのに必要な美容成分です。

また、肌の自然治癒力が高まることで、ターンオーバー(新しい皮膚が生まれて古い皮膚が剥がれ落ちるサイクル)が正常化し、健やかな肌へと導く効果が期待できます。

ダーマペンが効果的なニキビ跡

ダーマペンが効果的なニキビ跡

ニキビ跡は、見た目や症状が人によって異なります。
赤みが気になる方もいれば、肌の凹凸が気になる方もいるでしょう。

ダーマペンが効果的とされるニキビ跡の種類は、主に以下の2つです。

  • ・色素沈着のニキビ跡
  • ・クレーター状のニキビ跡

それぞれのニキビ跡にダーマペンが効果的な理由を解説します。

色素沈着のニキビ跡

色素沈着のニキビ跡がダーマペンに効果的な理由は、ダーマペンが皮膚の再生を促進するからです。

ダーマペンの微細な針で肌表面に穴を開けることで、皮膚の自己再生力が刺激され、古い皮膚細胞が剥がれ落ちると同時に新しい皮膚細胞が生成されます。

そうやって少しずつ色素の不均一さが改善されるため、ニキビ跡の色素沈着の軽減が期待できます。

クレーター状のニキビ跡

クレーター状のニキビ跡は、皮膚の表面に凹凸やくぼみが生じている状態です。

ダーマペンの施術によって古い皮膚細胞が剥がれ、新しい皮膚細胞が生成されると、凹んだ部分の周囲に新しい組織が形成されます。
新しい組織が形成されることで高低差が減り、凸凹やくぼみが目立ちにくくなるのです。

さらに、ダーマペンによる刺激はコラーゲンやエラスチンの生成を促進し、皮膚の弾力性を高める効果が期待できるでしょう。

弾力のある肌に生まれ変わると肌表面がより滑らかになり、凹凸が目立ちにくくなる可能性があります。

クレーター状のニキビ跡はセルフケアで治すことがなかなか難しいため、ダーマペンをはじめとした美容医療での治療がおすすめです。

ダーマペンでは治療できないニキビ

ダーマペンでは治療できないニキビ

ニキビ跡には効果的とされるダーマペンですが、今まさにできているニキビに対しては施術できません。

具体的には、以下のようなニキビがある場合は施術を避けた方がいいでしょう。

  • ・炎症性のニキビ
  • ・膿やしこりのあるニキビ

上記のようなニキビにダーマペンをあててしまうと、かえってニキビが悪化する可能性があるため注意が必要です。

炎症性のニキビ

炎症性のニキビは、皮膚の深部に炎症が生じている状態です。
皮膚表面には赤みや腫れが見られます。

この状態のニキビにダーマペンを使用すると、炎症部位が針で刺激されることで症状を悪化させてしまい、赤みや腫れが増す恐れがあります。

そのため、炎症性のニキビがある場合は炎症を鎮める治療を行い、症状が治まった後にダーマペンを検討するようにしましょう。

膿やしこりのあるニキビ

膿やしこりのある状態のニキビにダーマペンを使用すると、症状を悪化させてしまう可能性があります。
針が膿やしこりの中に刺さると炎症が拡大し、細菌が皮膚内に広がる恐れがあるからです。

また、ニキビの膿を潰した針で顔全体を施術すると、針に付着した細菌が肌全体に広がり炎症を起こす恐れがあります。

そのため、膿やしこりのあるニキビの場合は、まず炎症を鎮める治療を優先しましょう。
ダーマペンによる治療は、症状が治まった後に検討することをおすすめします。

ニキビの炎症が治まっていない段階でダーマペンを受けてしまい、かえってニキビが悪化してしまったという失敗例もあります。

このようなダーマペンの失敗例や注意点については、下記に記事でも紹介しています。

参考記事:ダーマペンをやめたほうがいい理由と失敗例!後悔しないための対策を解説

ニキビ跡に必要なダーマペンの施術回数・期間

ニキビ跡に必要なダーマペンの施術回数・期間

ニキビ跡に効果的とされるダーマペンですが、どのくらいの施術回数・期間で効果が期待できるのか、一般的な目安は以下のとおりです。

  • ・ニキビ跡へのダーマペンの回数は5回が目安
  • ・ダーマペンの適切な頻度は1ヶ月に1回
  • ・ニキビ跡の改善が期待できる期間の目安は3~5ヶ月

ダーマペンの効果を得るためには、適切な間隔で、必要な回数を受けることが大切です。

ニキビ跡へのダーマペンの回数は5回が目安

ニキビ跡の改善に必要なダーマペンの施術回数は、一般的に5回が目安とされています。

ただし、ニキビ跡の色素沈着が薄い方は3回ほどで効果を感じられ、クレーターが深いニキビ跡がある方は10回ほど必要な場合があります。(※個人差あり)

ニキビ跡の回数の目安は以下のとおりです。

ニキビ跡 回数の目安
色素沈着によるニキビ跡 3〜6回
深いニキビ跡・クレーター 5〜10回

ニキビ跡の状態は個人差が大きいので、実際に必要な回数は医師による診断を受けて確認することをおすすめします。

ダーマペンの適切な頻度は1ヶ月に1回

一般的に、ダーマペンの適切な頻度は1ヶ月に1回程度とされています。

ダーマペンの効果を実感するためには回数が必要ですが、短期間で何度も受ければいいというものではありません。
なぜなら、短いスパンで施術を受けると、肌に負担がかかってしまうからです。

皮膚の再生には時間がかかるため、1ヶ月の間隔を空けて皮膚が適切に再生されたタイミングで、次の施術を受けるのがベストだとされています。

ただ、1ヶ月はあくまでも目安であり、施術の間隔には個人差があります。
実際に施術を受ける際には、必ず医師に肌状態を確認してもらいましょう。

ニキビ跡の改善が期待できる期間の目安は3~5ヶ月

前述のとおり、ダーマペンは1ヶ月に1回の間隔を空け、数回の施術が必要な治療です。

早い方では3ヶ月ほど、一般的な目安としては5ヶ月程度、治療に時間が必要だと考えていいでしょう。

ニキビ跡の種類ごとの期間の目安は以下のとおりです。

ニキビ跡 回数の目安
色素沈着によるニキビ跡 3〜6ヶ月
深いニキビ跡・クレーター 5〜10ヶ月

上記はあくまでも目安で個人差があります。

ただ、ダーマペンは回数を重ねるごとに少しずつ肌状態が改善していく施術なので、治療期間中であっても肌の変化は感じられるでしょう。

ニキビ跡へのダーマペンの症例

>ニキビ跡へのダーマペンの症例

こちらは、実際にニキビ跡の治療でダーマペンを受けた方の症例です。

左が施術前の写真で、ニキビ跡の赤みが口周りやアゴに見られます。

右はダーマペンの施術を5回受け、1ヶ月が経過した状態の写真です。
口周りやアゴに見られたニキビ跡が薄くなり、ほとんど目立たなくなっています。

また、ニキビ跡だけでなく、肌が全体的に白く明るい印象に変わっているのがわかります。

このように、ニキビ跡だけでなく、顔全体の肌質改善が期待できるのがダーマペンです。

症例については下記ページでご紹介していますので、あわせてご確認ください。

ダーマペン4の症例写真(20代・女性)

ダーマペンで期待できる効果を高める方法

ダーマペンで期待できる効果を高める方法

ダーマペンで期待できる効果をさらに高めるためには、以下の3点に注意しましょう。

  • ・保湿ケアと日焼け対策を徹底する
  • ・生活習慣を整えて肌の再生力を上げる
  • ・美容成分の薬剤オプションを追加する

上記3つのポイントの具体的な内容を、順番にご紹介します。

保湿ケアと日焼け対策を徹底する

ダーマペンを受けた後は、いつも以上に保湿ケアと日焼け対策を徹底する必要があります。
なぜなら、ダーマペンの施術後は、一時的に普段よりも乾燥や刺激などに対して皮膚が敏感になるからです。

保湿ケアを徹底することで、皮膚の水分を保ち、乾燥から保護できます。
肌が十分に保湿された状態であれば、皮膚の自己再生がより促進され、ダーマペンの施術効果を感じやすくなるでしょう。

また、ダーマペンの施術後の肌は紫外線にも敏感になります。
紫外線ダメージを最小限に抑えるために、日焼け対策を徹底しましょう。

日焼け対策を怠ると、ダウンタイムが長引いたり、色素沈着を起こしたりしてしまう恐れがあります。

ただし、施術当日に関しては日焼け止めの使用を禁止しているクリニックも多いため、日焼け対策については施術を受けるクリニックの指示に従いましょう。

ダーマペンのダウンタイムについては、下記の記事で詳しく解説しています。

参考記事:ダーマペンのダウンタイム期間は何日?施術後の経過や注意点を解説

生活習慣を整えて肌の再生力を上げる

ダーマペンは肌の自然治癒力を高める美容医療です。

生活習慣を整えて、肌本来の自然治癒力を高めることで相乗効果が得られるでしょう。

具体的には下記のようなポイントを押さえて、生活習慣を見直してみてください。

  • ・身体を温める
  • ・適度な運動を行う
  • ・質のいい睡眠を摂る
  • ・栄養のある食事を摂る
  • ・ストレスを溜め込まない

とくにコラーゲン生成に必要な栄養素をしっかり摂ると、より効果を感じやすいでしょう。

具体的には、タンパク質やビタミンC・ビタミンAなどを含む食材がおすすめです。

美容成分の薬剤オプションを追加する

より効率的に肌の再生力を高めるなら、薬剤の追加もおすすめです。

ダーマペンは施術時に薬剤を塗布し、微細な針で開けた穴から美容成分を浸透させる施術でもあります。

肌悩みごとに効果的な薬剤があり、患者さまの希望を聞きながら医師が適切な薬剤を選択して施術します。

薬剤によってはオプション料金が必要な場合もありますが、より効率的な施術を行うには追加がおすすめです。

もし予算内に収まるのであれば、薬剤オプションの追加もご検討ください。

ダーマペンでニキビ跡を悪化させないための注意点

ダーマペンでニキビ跡を悪化させないための注意点

ダーマペンの施術の受け方を間違ってしまい、ニキビ跡をかえって悪化させてしまうケースがあります。

ニキビ跡を悪化させないための注意点として、以下の2点が挙げられます。

  • ・今のニキビの状態を正確に把握する
  • ・適切な施術間隔で受ける

ダーマペンの施術を後悔しないためにも、以上の2点に注意しましょう。

今のニキビの状態を正確に把握する

ダーマペンでニキビ跡を悪化させないためには、今のニキビ状態を正確に把握しましょう。
なぜなら、ニキビ跡だと思っていても、実際には炎症が残っていたり膿んでいたりする可能性があるからです。

前述のとおり、それらのニキビにダーマペンの針をあててしまうと、かえって悪化の恐れがあります。

ダーマペンの施術をしても問題ないニキビかどうかを個人で判断することは難しいため、カウンセリングにて医師へ相談しましょう。

とくに自己判断によるセルフダーマペンは危険です。

セルフダーマペンの危険性については、下記の記事で紹介しています。

参考記事:セルフダーマペンの効果は実際どう?失敗の危険性や注意点などを解説

適切な施術間隔で受ける

前述のとおり、ダーマペンの適切な施術間隔の目安は1ヶ月に1回程度です。

自己判断で短いスパンで施術してしまうと、肌への負担が強く、かえってニキビ跡の悪化につながる可能性があります。

ダーマペンの施術を受けた後は、肌の回復状態を医師に診てもらい、適切な施術タイミングを判断してもらうようにしましょう。

ニキビ跡のお悩みはルシアクリニックへご相談を

ニキビ跡のお悩みはルシアクリニックへご相談を

ニキビ跡にはダーマペンが効果的です。
肌の自然治癒力を高めてターンオーバーを正常化し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進することで、徐々に健やかな状態の肌へと生まれ変わるからです。

色素沈着の赤みは古い皮膚組織とともに徐々に外へと排出され、新しく生成された肌にハリが生まれると、凹凸も目立ちにくくなっていきます。

色素沈着のあるニキビ跡や、肌に凹凸があるクレーター状のニキビ跡に悩まされている方は、ぜひルシアクリニックへご相談ください。

ルシアクリニックでは美肌治療専門の医師が、一人ひとりのニキビ跡に対してもっとも効率的な回数・コースをご提案いたします。

カウンセリングは無料ですので、しつこいニキビ跡にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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※掲載価格はすべて税込価格です

医師 小原 直樹

記事の監修者

ルシアクリニック 医師小原 直樹

経歴

  • 岡山大学医学部医学科 卒業
  • 川崎医科大学附属病院 初期研修医
  • 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
  • 福山市民病院形成外科 勤務
  • 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
  • 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
  • ルシアクリニック 勤務

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