- 2022.02.01
- 2021.09.22
ニキビ治療におすすめの方法は?皮膚科には行くべき?
ニキビ治療には、いくつかの方法があります。セルフケアで落ち着くこともありますが、放置していると炎症が起きて膿が溜まることもあるため注意が必要です。
そこで今回は、ニキビ治療で皮膚科やクリニックを受診した方が良いケースやニキビ治療におすすめの方法を紹介します。
この記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
ニキビ治療で皮膚科には行くべき?
ニキビは皮脂の分泌が増える思春期の頃をはじめ、大人になってからもストレスや疲労、乾燥など、さまざまな原因で発生します。皮膚科や美容クリニックを受診すればニキビを治療できますが、治療が終わっても再びできてしまうこともあるため、毎回受診することを躊躇するという方も珍しくありません。また、どの状態のニキビが皮膚科に行くべきか分からず、放置して悪化させてしまったという方もいるのではないでしょうか。
まずは、どんな状態が皮膚科やクリニックの治療を必要とするニキビなのかを解説します。
ニキビ治療は早めに行うのがおすすめ
ニキビには、炎症を起こす前の白ニキビや黒ニキビ、炎症が始まった赤ニキビ、炎症が悪化して膿が溜まった状態の黄ニキビという4つの種類があります。
白ニキビや黒ニキビは、肌のターンオーバーが上手くできず、肥厚した角質が毛穴を塞いで皮脂が毛穴の中に溜まってしまう状態です。炎症は起きていないものの、毛穴の中では炎症を起こす物質が増えているため、放置しておくと炎症が始まってしまいます。
白ニキビや黒ニキビは、洗顔やスキンケア、ニキビケアの市販薬を使ってセルフケアすると症状が落ち着くことがあります。しかし、ケア方法を間違えると肌に負担がかかり、悪化させてしまう可能性もあるので要注意です。
セルフケアで治すのが不安な方は、白ニキビや黒ニキビの時点で皮膚科を受診しても問題ありません。専用の道具を使って皮脂を除去するので、傷や跡をつけることなく綺麗にニキビを治すことができます。
赤ニキビ~黄ニキビは皮膚科のニキビ治療がおすすめ
白ニキビや黒ニキビが赤ニキビに変化すると、肌の中では炎症が起こっている状態になっています。触ると痛みを感じるのも赤ニキビになった頃からが多く、そのまま放置すると膿が溜まって黄ニキビになってしまいます。黄ニキビは少しの刺激でも潰れやすく、外側に膿があふれ出るだけでなく、毛包の壁が破れて皮膚の内側でも膿が流れ出してしまうこともあり、周囲にニキビが増えたり肌荒れが酷くなったり、デコボコとしたニキビ跡が残ってしまうこともあります。
そのため、赤ニキビを見つけたら、皮膚科や美容皮膚科を受診して適切な治療を受けるのがおすすめです。炎症を抑えながら、ニキビ跡を残さないニキビ治療を受けられるでしょう。
ニキビ治療は飲み薬だけでもできる?
皮膚科や美容皮膚科では、ニキビ治療に効果のある内服薬を処方してもらうことができます。
ルシアクリニックでは、すでにできてしまったニキビを治す効果のある薬と、ニキビを予防して悪化を防ぐ効果のある薬を4種類、1ヶ月分のセットにした「ニキビ急性期セット」を処方しており、無理なくニキビ治療が行えます。
ニキビ内服セットは医師が症状を確認し、適したものを処方します。まずは1ヶ月間服用し、服用した後の症状によってはさらに1ヶ月分処方するという形になっています。
ニキビ治療に最もおすすめの方法はどれ?
ポテンツァ ニードルRF
ポテンツァ ニードルRFのニキビ治療は、ニードル(針)を使って皮下に薬剤を注入する治療法です。ニキビだけでなくニキビ跡の改善にも効果が期待できます。また、ニードルとRF(ラジオ波)の熱刺激で肌質を改善するため、シミやそばかす、毛穴や鼻の黒ずみ、小ジワやたるみなどにも効果があるとされています。
ニキビ治療でのポテンツァ ニードルRF は、1ヶ月に1回のペースで、だいたい5回~6回を目安に治療を行います。ルシアクリニックでは1回、5回、10回のコースを用意しており、5回コースの治療費は330,000円(税込)です。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、薬剤を使って角質を剥離させ、肌のターンオーバーを促したり毛穴の詰まりを取り除いたりすることで、ニキビの改善にも効果が期待できる治療法です。
ルシアクリニックのケミカルピーリングで使用する薬剤は、グリコール酸ピーリングとミックスピーリングの2種類があり、どちらもニキビの治療に有効とされています。特にミックスピーリングには、皮脂を溶かして取り除く効果が期待できるサリチル酸も配合されているためおすすめです。
ケミカルピーリングを定期的に行うことで効果がより実感できるため、2週間に1回のペースで通院するのがおすすめです。ルシアクリニックのケミカルピーリングには1回、5回、10回のコースがあり、使用する薬剤や塗布する場所によって費用が異なります。
ケミカルピーリングの費用は以下の通りです。
コース | 回数 | 料金 |
---|---|---|
グリコール酸ピーリング(全顔) | 1回 | 8,800円 |
5回 | 38,500円 | |
10回 | 66,000円 | |
グリコール酸ピーリング(背中) | 1回 | 13,200円 |
5回 | 60,500円 | |
10回 | 110,000円 | |
ミックスピーリング(全顔) | 1回 | 11,000円 |
5回 | 49,500円 | |
10回 | 88,000円 |
ニキビを治療せずに放置したらどうなる?
ニキビは治療せずに放っておくと、炎症が起こり毛穴の内側の毛包に膿が溜まっていきます。膿でいっぱいになった毛包は少しの摩擦や刺激で破れ、ニキビの細菌を含んだ膿が広がることで周囲にもニキビができたり、ニキビの潰れた場所がニキビ跡になったりします。
ニキビ跡はメラニンが色素沈着してシミのようになったり、赤紫色に色が残ったり、デコボコとクレーター状に皮膚が陥没して目立ってしまうこともあります。
ニキビを悪化させたり、ニキビ跡を作ったりしないためにも、ニキビは悪化する前に治療して綺麗に治すのがおすすめです。
ニキビ治療はお早めに!ルシアクリニックにご相談ください
ニキビ治療は炎症が酷くなる前に受けるのがおすすめです。患部を清潔に保ちながら市販薬を使ってセルフケアすることも可能ですが、炎症が起きる前にニキビ治療を始めても早すぎることはありません。炎症が酷くなって黄ニキビになってしまったり、ニキビ跡ができてしまったりする前に、適切な治療を受けましょう。
ルシアクリニックでは診察でニキビの状態を確認し、最適な治療を提案します。ニキビ治療をお考えの方は、ぜひルシアクリニックにご相談ください。
※掲載価格はすべて税込価格です
記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
経歴
- 岡山大学医学部医学科 卒業
- 川崎医科大学附属病院 初期研修医
- 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
- 福山市民病院形成外科 勤務
- 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
- 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
- ルシアクリニック 勤務
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