【カミソリはダメ?】医療脱毛を受ける前の自己処理方法を紹介

【カミソリはダメ?】医療脱毛を受ける前の自己処理方法を紹介

  • update最終更新日2024.09.05
  • schedule公開日2020.12.18

「カミソリでの自己処理はダメ?おすすめの自己処理の方法も知りたい」という悩みを抱えていませんか?

そこでこの記事では、医療脱毛の施術前に行う自己処理の「おすすめの方法」や「正しいやり方」を紹介します。

カミソリによる自己処理によって肌を傷つけることのないよう、ぜひ参考にしてください。

医療脱毛前のおすすめの自己処理方法

医療脱毛前におすすめの自己処理方法

脱毛前に「自己処理をしてきてください」と言われても、どのような方法でムダ毛処理を行えば良いのか迷う方も多いでしょう。

自宅でできる自己処理の方法は下記の種類があります。

  • ・電気シェーバー
  • ・除毛クリーム
  • ・カミソリ
  • ・毛抜き

この中で1番おすすめな自己処理方法は「電気シェーバー」です。

自己処理の方法によっては脱毛効果に影響を与える可能性もあるため、一つずつ詳しく解説します。

電気シェーバーによる自己処理

医療脱毛の施術前に行う自己処理として最もおすすめしたいのが、電気シェーバーを使った処理です。

電気シェーバーは、数ある自己処理方法の中でも比較的肌への負担が少ない方法です。

電気シェーバーによる自己処理では、物足りないと思われるかもしれません。

ただ、医療脱毛の施術前に行う自己処理は、完全にツルツルにしておく必要はないため電気シェーバーでも十分なのです。

電気シェーバーの注意点としては、肌に強く押し当てたり、摩擦を加えたりすると肌に負担をかけてしまいます。

深剃りしないよう、肌に優しい電気シェーバーを選ぶと良いですね。

除毛クリームによる自己処理

除毛クリームとは、除毛成分を含んだクリーム状の製品のことです。

薬剤で毛を溶かす仕組みなので、刺激が強く肌荒れを起こす可能性があります。

肌にダメージが大きすぎるので、脱毛前に使用するのはやめましょう。

カミソリによる自己処理

ムダ毛の自己処理というと、カミソリを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

カミソリは一般的に最も手軽で多くの方が行っている自己処理方法ですが、医療脱毛の施術前にはあまりおすすめできません。

カミソリによる自己処理は、ムダ毛と一緒に肌の角質を落としてしまうため、皮膚のバリア機能を低下させてしまいます。

カミソリ使用後の皮膚は敏感な状態になってしまうので、医療脱毛の施術を受けると赤みや痛み、炎症などの肌トラブルを起こす原因になり兼ねないのです。

毛抜きによる自己処理

医療脱毛前の自己処理として、毛抜きは絶対にNGです。

医療脱毛はレーザー照射により発生する熱で、毛根にある細胞にダメージを与えて脱毛を行います。

そのため、毛根から毛を引き抜いてしまうと十分な熱をため込むことができず、脱毛効果が得られない可能性があるからです。

また毛抜きによる自己処理は、埋没毛毛嚢炎のリスクもあるため注意が必要です。

毛嚢炎については、下記の記事で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

【皮膚科医監修】毛嚢炎ができる原因と早く治す方法を解説

正しい自己処理のやり方【部位別】

正しい自己処理のやり方

医療脱毛の施術前に行う正しい自己処理のやり方を、部位別に解説します。

部位ごとに注意点もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

脇はシワが寄る部分のため、手元が狂う可能性があり自己処理が少し難しい部位です。

脇の自己処理は、深剃りをしない電気シェーバー安全ガードのついたT字型カミソリなどを用いて行うのがおすすめです。

脇の自己処理では、しっかりと腕を上げて脇の皮膚を平らにします。

クリームを毛の流れに逆らうようにたっぷりと塗って毛を立たせたら、軽い力で毛の流れに沿って毛を剃っていきましょう。

足の自己処理はカーブを描いている部位が多く、剃りにくい部位です。

電気シェーバーを使うのがおすすめですが、電気シェーバーがないときは首振りヘッド機能のついたカミソリでも大丈夫です。

クリームを毛の流れに逆らうように塗って毛を立たせたら、肌にカミソリをフィットさせて毛の流れに沿って一気に剃っていきましょう。

何度も繰り返し剃ると肌の負担になるため、繰り返さないように注意が必要です。

背中

背中は直接見ることができないため、自己処理が難しい部位です。

背中の自己処理では合わせ鏡を使って自分の手が届く範囲でクリームを塗り、慎重に剃っていきましょう。

同じ部位を繰り返さないように注意してください。

背中の自己処理も、電気シェーバー安全ガードのついたカミソリを利用するのがおすすめです。

無理をすると肌を傷つけるリスクが高まりますので、手が届く範囲だけを剃るようにしてください。

VIO

VIOの自己処理は電気シェーバーを使いましょう。

長い毛は事前にカットし、短くしてからシェーバーをあてるのがポイント。

VIOのお肌はとてもデリケートです。

肌を傷つけないよう、VIO用の電気シェーバーなど肌に負担の少ないシェーバーを利用するのがおすすめです。

見えにくい場所は鏡を使うと良いですよ。

医療脱毛前の自己処理はどこまで必要?

医療脱毛の施術前に行う自己処理は、手の届く範囲までにしましょう。

無理をして肌を傷つけないことが大切です。

ルシアクリニックでは、多少の剃り残しであれば無料でシェービングを行っています。

特にうなじや背中、I・Oラインなどは自己処理がしづらい部分ですので、無理をせずにご相談ください。

自己処理のコツについても、丁寧にアドバイスさせていただきます。

また、自己処理は医療脱毛の予約日の1日~3日前に行うことをおすすめします。

医療脱毛の施術前に自己処理が必要な理由

最後に、「医療脱毛の施術前になぜ自己処理が必要なのか」その理由について解説します。

医療脱毛クリニックの中には、自己処理をしていない方の施術を断るところもありますので、施術前に行う自己処理の目的をしっかり理解しておきましょう。

レーザーによる熱で肌を傷つける可能性があるから

医療脱毛は黒い色素(メラニン)に反応するレーザーを照射し、熱を発生させることで毛の細胞にダメージを与えるという脱毛方法です。

メラニンを多く含む黒い毛が、レーザーを吸収することで熱を発します。

そのため、自己処理を行わずに医療脱毛を行うと、レーザーに反応して熱を持った毛が肌に触れて火傷する可能性があります。

このような理由から、医療脱毛クリニックでは施術前にムダ毛処理が求められるのです。

期待通りの脱毛効果が得られないから

火傷などの肌トラブル以外にも、医療脱毛の効果に影響を及ぼすことがあげられます。

医療脱毛レーザーは、熱によって毛根にある細胞を破壊することで永久脱毛の効果があります。

しかし、自己処理をしていないムダ毛に医療脱毛レーザーをあてた場合、毛に長さがある分発生した熱は毛根だけでなく毛先に分散されてしまいます。

そのため、毛根だけに十分な熱を与えることができなくなり、脱毛効果が下がってしまうのです。

また、熱量が不十分な状態で医療脱毛を行うと、硬毛化や増毛化などのトラブルが生じる原因にもなり兼ねません。

医療脱毛の施術前には、必ず自己処理をしましょう。

硬毛化や増毛化については、下記の記事で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

【医療脱毛のリスク】硬毛化と増毛化を防ぐ方法を医師が解説

医療脱毛前の自己処理に不安がある方は、ルシアクリニックにご相談ください

ルシアクリニックでは、医療脱毛の施術前には患者様ご自身で自己処理をお願いしています。

剃り残し部位については、無料でシェービングをさせていただきますのでご安心ください。

手が届きにくい背中やOラインなどの部位のシェービングは、肌を傷つけないよう注意して処理をしましょう。

間違った自己処理方法を行うと肌トラブルを招く原因となります。

ルシアクリニックの無料カウンセリングでは、医療脱毛前の自己処理方法についてもわかりやすくご説明しています。

自己処理に不安がある方は、お気軽にご相談ください。

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医師 小原 直樹

記事の監修者

ルシアクリニック 医師小原 直樹

経歴

  • 岡山大学医学部医学科 卒業
  • 川崎医科大学附属病院 初期研修医
  • 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
  • 福山市民病院形成外科 勤務
  • 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
  • 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
  • ルシアクリニック 勤務

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