医療脱毛は耐えられないほど痛い?レーザー脱毛の痛みの原因と対策方法を解説

医療脱毛は耐えられないほど痛い?レーザー脱毛の痛みの原因と対策方法を解説

  • update最終更新日2024.04.23
  • schedule公開日2023.09.29

「医療脱毛を受けてみたいけれど『痛み』が怖い」という不安ではありませんか?

一般的に『痛い』と噂されることの多い医療脱毛ですが、痛みには個人差があり、部位や肌状態によっても痛みの感じ方は変化します。

医療脱毛の痛みを軽減する方法を実践すれば、痛みを心配することなく施術が受けられるようになるでしょう。

そこでこの記事では、医療脱毛の痛みの原因や、痛みの軽減方法などを解説します。医療脱毛を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

医療レーザー脱毛が『痛い』と感じる理由

医療レーザー脱毛が『痛い』と感じる理由

医療レーザー脱毛が痛いと感じる原因は、施術時に発生する『熱』にあります。

医療レーザー脱毛は、毛に含まれるメラニン色素にレーザーが反応し、発生した熱エネルギーで毛根を破壊する仕組みだからです。もっとも強い痛みを感じたときは、油がはねたような熱い痛みを感じることがあります。

しかし、必ずしも強い痛みを感じるわけではなく、じんわりと熱く感じる程度で済むことや、あまり痛みを感じないこともあります。痛みの感じ方の違いは、部位や肌状態・脱毛機器の種類によっても変わるからです。

医療レーザー脱毛は痛いほうが効果が高いわけではない

医療レーザー脱毛は痛いほうが効果が高いわけではない

痛みが強ければ強いほど脱毛効果が高く、痛くなければ脱毛効果はない」と勘違いされる方もいるかもしれませんが、痛みの強さと効果に因果関係はありません。

医療脱毛(レーザー脱毛)の脱毛方式には『熱破壊式』と『蓄熱式』の2種類あります。

施術時の痛み 脱毛効果の出方
熱破壊式 感じやすい 早ければ数日で毛が抜ける
蓄熱式 感じにくい 効果が実感できるまで2週間~数ヶ月かかる

痛みを感じやすい熱破壊式のほうが毛が抜けるまでのスピードが早く、脱毛効果の実感が早いため「痛いほうが効果が高い」と勘違いされるのかもしれません。

しかし、脱毛効果を感じるまで時間の差はあっても、脱毛効果に大きな違いはありません。

このことからも、痛みと脱毛効果に因果関係はないといえるでしょう。

熱破壊式と蓄熱式の脱毛機器の違いについては下記の記事で詳しく紹介していますので、あわせてご確認ください。

参考記事:【知らないと損!】熱破壊式レーザーと蓄熱式レーザーの違いを解説▶︎

医療レーザー脱毛で痛いと感じやすい部位

医療レーザー脱毛で痛いと感じやすい部位

施術を受ける部位によっても、医療脱毛の痛みの感じ方は変わります。

一般的に『痛い』と感じやすいのは、主に以下のような部位です。

  • ・VIOのような剛毛かつデリケートな部位
  • ・脇(ワキ)やヒゲなどの濃い毛が生える部位
  • ・顔や手の指などの皮膚が薄い部位

それぞれ理由を解説しますので、これらの部位を医療脱毛しようと検討中の方はぜひ参考にしてください。

VIOのような剛毛かつデリケートな部位

VIOの剛毛はメラニン色素が濃く、レーザーが強く反応しやすい部位です。VIOの皮膚は薄くデリケートで粘膜も近いため、もっとも痛みを感じやすい部位だといえます。

他の部位では痛みをあまり感じない方でも、VIOだけは痛みを感じてしまうほど、VIOの脱毛において『痛み』は避けては通れない道です。そのため、VIOの医療脱毛を受ける前には、痛みを軽減する方法を知っておくとよいでしょう。

軽減方法についてはのちほど紹介します。

VIO脱毛の痛みについては下記の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。

参考記事:VIO脱毛は痛い?痛みの原因と軽減する方法を解説▶︎

脇(ワキ)やヒゲなどの濃い毛が生える部位

先ほどのVIOほどではありませんが、ワキや男性のヒゲもメラニン色素が濃く太い毛なので、レーザーが反応しやすくパチっと弾けるような痛みを感じることがあります。

毛の濃さ・太さが痛みに繋がりますので、ワキと同じくらい毛深い部位があれば、その部位も同じような痛みを感じるでしょう。

男性のヒゲ脱毛の痛みについては下記の記事でも紹介していますので、メンズ脱毛を検討中の方はぜひ参考にしてください。

参考記事:ヒゲ脱毛は痛い?回数別痛みレベルと軽減方法を紹介▶︎

顔や手の指などの皮膚が薄い部位

顔や手の指などに生えている毛は産毛のため、痛みが少ないと思われるかもしれません。

しかし、顔には神経が集中していたり、皮膚が薄く敏感になっていたりするので、比較的痛みを感じやすいといえます。

また、皮膚が薄くて骨が近い部位なので、骨に響くような痛みを感じる場合もあります。同じ理由で、襟足(うなじ)も人によっては痛みを感じやすい部位です。

顔脱毛の痛みについては下記の記事でも紹介していますので、顔の医療脱毛をご検討中の方はぜひ参考にしてください。

参考記事:顔脱毛は痛い?医療脱毛による痛みを軽減する方法を解説▶︎

医療脱毛の痛みを感じやすい肌状態

医療脱毛の痛みを感じやすい肌状態

脱毛の施術を受ける肌の状態によっても、痛みの感じ方は変わります。

主に以下のような状態の肌だと、施術時の痛みを感じやすくなってしまうでしょう。

  • ・日焼けして色が濃くなった肌
  • ・乾燥してバリア機能が低下している肌
  • ・生理中でホルモンバランスが乱れている肌

上記にご自身の肌状態が当てはまっていないか、ぜひ確認してください。

自分で判断がしにくい方は、クリニックのスタッフに見てもらいましょう。

日焼けして色が濃くなった肌

日焼けして色が濃くなってしまった肌は、日焼け前の肌よりも痛みを感じやすくなります。日焼けすると肌全体のメラニン色素が増え、レーザーが毛だけではなく、肌全体にも反応してしまうからです。

日焼けの程度によっては火傷の原因にもなるため、施術そのものを断られてしまうケースもあります。

その場合、日焼けがおさまるまでは施術を避け、脱毛期間中であっても脱毛をお休みする必要があるでしょう。

乾燥してバリア機能が低下している肌

肌が乾燥していると、肌のバリア機能の低下によって照射のダメージを受けやすく、脱毛施術の痛みを感じやすくなります。

また、乾燥した肌では施術の痛みが増すだけでなく、施術後の肌トラブルも起こりやすくなります。脱毛期間中はとくに、保湿ケアを怠らないようにしましょう。

日ごろのボディケアで使用している化粧水やボディクリームに加え、必要に応じて医師に処方されたクリームも使用するとよいでしょう。

生理中でホルモンバランスが乱れている肌

生理期間中も、生理によってホルモンバランスが乱れ、脱毛による痛みを感じやすいので注意が必要です。

VIO以外の部位であれば生理中でも施術OKなクリニックが多くありますが、体調が優れない方や痛みが心配な方は、無理して施術を受ける必要はありません。生理期間中は施術を控え、予約日を変更することがおすすめです。

また、生理以外にも、寝不足や体調不良もホルモンバランスの乱れの原因になります。脱毛中の体調管理には気を配り、もし体調が良くない場合は無理せず予約日を変更しましょう。

医療レーザー脱毛の痛みを軽減する方法

医療レーザー脱毛の痛みを軽減する方法

痛みを感じやすいといわれる医療脱毛ですが、正しく対策すれば痛みを最小限に抑え、ストレスなく受けることも可能です。

医療脱毛の痛み対策には、主に以下の3つの方法があります。

  • ・日焼け対策や保湿ケアを万全にする
  • ・痛みを感じにくい脱毛機器を選ぶ
  • ・施術時に麻酔を使用する

それぞれ順に解説しますので、医療脱毛の痛みが心配な方はぜひ参考にしてください。

すべての対策ができれば、あまり痛みを感じることなく医療脱毛が受けられるでしょう。

日焼け対策や保湿ケアを万全にする

前章でご紹介したように、『日焼け肌』や『乾燥肌』はレーザーの痛みを感じやすいため、次のような日ごろのセルフケアが大切です。

  • ・日焼け止めクリームを塗る
  • ・日傘やアームカバーなどを活用する
  • ・お風呂上りに化粧水やクリームで保湿する

ただし、施術当日は日焼け止めクリームを塗ってはいけないため、その点だけご注意ください。

痛みを感じにくい脱毛機器を選ぶ

もっとも簡単な痛み対策は、痛みを感じにくい脱毛機器を使用しているクリニックを選ぶこと。痛みを感じにくい脱毛機器とは、蓄熱式冷却機能を搭載している脱毛機器のことです。

ただし、蓄熱式は脱毛効果の実感までに時間がかかります。すぐに脱毛効果を実感したい方には、熱破壊式かつ冷却機能つきの脱毛機器がおすすめです。

各クリニックがどのような脱毛機器を使用しているかは、クリニックの公式ホームページで確認できます。もしホームページに掲載がない場合は、カウンセリング時に確認するとよいでしょう。

施術時に麻酔を使用する

もっとも即効性のある痛み対策は、麻酔を使用することです。医療脱毛では麻酔を使用できる点が、エステ脱毛との大きな違いのひとつといえます。

麻酔と聞くと大がかりなものをイメージされるかもしれませんが、脱毛で主に使われる麻酔はクリームタイプの麻酔です。痛みを軽減したい部位に塗布するだけなので、気軽に利用できます。

脱毛の施術料金とは別途、麻酔代が必要なケースがありますが、痛みを確実に軽減したい方にはおすすめの方法です。

ルシアクリニックが行っている医療脱毛の痛み対策

ルシアクリニックが行っている医療脱毛の痛み対策

ルシアクリニックでは、医療脱毛の痛みを可能な限り軽減する対策を行い、患者様に快適に施術を受けていただけるよう努めています。

  • ・冷却機能を搭載の脱毛機器のみ使用
  • ・肌状態に合わせて照射パワーを調整
  • ・麻酔クリームを1回3,300円で提供

以上、ルシアクリニックの痛み対策を順にご紹介します。

痛みが心配な方は、ぜひルシアクリニックでの医療脱毛をご検討ください。

冷却機能を搭載の脱毛機器のみ使用

ルシアクリニックで扱っている脱毛機器は、いずれも冷却機能を搭載しています。

現在、ルシアクリニックで使用している脱毛機器は以下の3種です。

  • ・ジェントルレーズプロ
  • ・ジェントルマックスプロ
  • ・ベクタス

ジェントルレーズプロとジェントルマックスプロは、レーザー照射直前に肌表面を-26℃の冷却ガスで瞬間的に冷やし、熱による痛みを軽減させます。

それぞれの脱毛機器の特徴について下記の記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

参考記事:【医師監修】ジェントルレーズプロとジェントルマックスプロの違いを解説▶︎

参考記事:脱毛機器【ベクタス】について医療脱毛の医師がわかりやすく解説▶︎

肌状態に合わせて照射パワーを調整

ルシアクリニックでは、一人ひとりの肌状態を医師・看護師が見極め、照射パワーを調整しながら施術を行っています。

肌に負担のない安全な照射を行うために、目視での確認肌トーンとメラニン量を測る機器を使用して肌をチェックしています。

無駄な肌負担が少ないほうが、施術時の痛みが抑えられるだけでなく、脱毛後の肌の仕上がりのよさも期待できるでしょう。

麻酔クリームを1回3,300円で提供

ルシアクリニックでは、麻酔クリームの使用も可能です。

脱毛のプラン内には含まれていませんが、希望される方には1回3,300円で提供しています。

痛みが心配な方や、一度脱毛を受けてみて痛みに耐えられそうになかった方は、ぜひ麻酔の使用もお気軽にご相談ください。

医療脱毛の痛みが心配な方はルシアクリニックへご相談ください

医療脱毛の痛みが心配な方はルシアクリニックへご相談ください

医療脱毛の痛みは、部位や肌状態・施術方法によっても左右され、感じ方には個人差があります。

「日ごろの肌ケアを怠らない」「体調管理に気をつける」のように個人でできる痛み対策もありますが、より確実に痛みを軽減したい方はぜひルシアクリニックまでご相談ください。

ルシアクリニックでは、痛みを軽減する冷却装置付きの脱毛機器をはじめ、痛みに配慮した医療脱毛を提供しています。

無料カウンセリングも受け付けていますので、医療脱毛を迷われている方も、まずはお気軽にご相談ください。

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医師 小原 直樹

記事の監修者

ルシアクリニック 医師小原 直樹

経歴

  • 岡山大学医学部医学科 卒業
  • 川崎医科大学附属病院 初期研修医
  • 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
  • 福山市民病院形成外科 勤務
  • 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
  • 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
  • ルシアクリニック 勤務

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