【知らないと損!】熱破壊式レーザーと蓄熱式レーザーの違いを解説

【知らないと損!】熱破壊式レーザーと蓄熱式レーザーの違いを解説

  • update最終更新日2024.04.23
  • schedule公開日2020.10.26

「医療脱毛で使われる熱破壊式レーザーと蓄熱式レーザーの違いがわからない」
という悩みを抱えていませんか?

そこでこの記事では、熱破壊式レーザーと蓄熱式レーザーの違いを医療脱毛の医師がわかりやすく解説します。

2種類の違いを知らないと時間とお金を捨てることになるので、ぜひ最後までご覧ください。

熱破壊式レーザーとは

熱破壊式レーザーとは、高出力のレーザーを照射して発毛組織(毛乳頭・毛母細胞)を破壊する照射方法です。永久脱毛の効果があり、短期間で脱毛効果が実感できます。

下記に当てはまるのなら、熱破壊式レーザーを取り扱っているクリニックを選びましょう。

  • ・痛みが我慢できる方
  • ・脱毛効果を早く実感したい方
  • ・短期間で永久脱毛をしたい方

それでは、熱破壊式レーザーの効果とデメリットを紹介します。

熱破壊式レーザーの効果

熱破壊式レーザーの効果は下記の2つです。

  • ・脱毛効果が実感しやすい
  • ・短期間で永久脱毛ができる

先述のとおり、熱破壊式レーザーは毛根の発毛組織(毛乳頭・毛母細胞)を破壊するため、脱毛効果が実感しやすい脱毛方法です。また、蓄熱式レーザーと比べても短期間で永久脱毛ができるので、何度も通院する必要はありません。

熱破壊式レーザーなら、施術後約1週間〜2週間ほどで毛が抜け始めるでしょう。

ただし、熱破壊式レーザーは濃くて太い毛に効果はありますが、顔や背中のようなメラニン色素が薄い産毛には脱毛効果が実感しにくいこともあります。

熱破壊式レーザーのデメリット

「熱破壊式は短期間で永久脱毛ができることはわかったけど、デメリットはないの?」という疑問も出てくると思うので解説します。

熱破壊式レーザーのデメリットは下記の2つです。

  • ・輪ゴムで弾かれたような痛みがある
  • ・メラニン色素が薄い毛(産毛)は苦手

熱破壊式は高出力のレーザーを単発で照射するため、個人差はありますが輪ゴムで弾かれたような痛みを伴います。
医療脱毛なら麻酔の処方が可能なので、痛みが不安な方は麻酔を処方してもらいましょう。

また、熱破壊式レーザーは濃くて太い毛には脱毛効果を実感しやすいですが、メラニン色素が薄い毛は苦手としています。

蓄熱式レーザーとは

蓄熱式レーザーとは、低出力のレーザーを照射して毛根にあるバルジ領域(毛の生成を促す司令塔)のみを破壊する照射方法です。

下記に当てはまるのなら、蓄熱式レーザーがオススメです。

  • ・痛みに弱い方
  • ・時間に余裕がある方

それでは、蓄熱式レーザーの効果とデメリットを紹介します。

蓄熱式レーザーの効果

蓄熱式レーザーの効果は下記の2つです。

  • ・産毛にも効果的
  • ・痛みを感じにくい

蓄熱式レーザーはバルジ領域のみを破壊します。このバルジ領域は皮膚表面近くに位置しているので、産毛にも効果的です。

また、蓄熱式レーザーは低出力で脱毛ができるため、肌への負担が少なく施術時の痛みも感じにくいとされています。

蓄熱式レーザーのデメリット

蓄熱式レーザーのデメリットは、熱破壊式レーザーに比べて脱毛効果を感じにくいところです。

蓄熱式レーザーはじんわりと毛根に熱を与えて脱毛するので、脱毛効果に即効性はなく施術後すぐに毛が抜けるわけではありません。

また、蓄熱式レーザーは歴史が浅いため、永久脱毛ができるかは不明です。永久脱毛を希望するなら熱破壊式を選びましょう。

永久脱毛の仕組みについては、下記の記事で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

【医師監修】永久脱毛の仕組みをわかりやすく解説▶︎

熱破壊式専門のルシアクリニック

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医療レーザーの種類

医療レーザーの種類

医療脱毛は、熱破壊式・蓄熱式だけではなくレーザーの種類によっても違いがあります。

医療脱毛で使われているレーザーの種類は下記の3つです。

  • ・アレキサンドライトレーザー
  • ・ダイオードレーザー
  • ・ヤグレーザー

それぞれ、レーザーの特徴を解説します。

アレキサンドライトレーザー

アレキサンドライトレーザーはアレキサンドライトという宝石を用いて755nmの波長を出すことで、メラニン色素に反応させて脱毛します。

日本人の肌の色合いと相性がいいので、医療脱毛クリニックでは定番の医療レーザーです。
ワキやVIOなど、濃い毛の脱毛効果が期待できます。

また、アレキサンドライトレーザーは肌のコラーゲン産生を促し、開いた毛穴の引き締め効果が期待できるのも特徴です。

ダイオードレーザー

ダイオードレーザーは半導体を利用した近赤外線レーザーで、800nmの波長で脱毛を行います。

ダイオードレーザーの波長は長さが中間位置にあるため黄色人種の肌に適し、幅広い毛質にアプローチできるバランスの良いレーザーです。

ダイオードレーザーには短時間で強いパワーで照射できる特徴もあります。

ヤグレーザー

ヤグレーザーは波長が1064nmのレーザーで、他のレーザーよりも長い波長を使って脱毛を行うという特徴があります。
深い皮下組織までレーザーが届くため、ヤグレーザーは産毛から表皮深くにある毛根まで幅広く脱毛できます。

また、ヤグレーザーはメラニンの吸収率が低いので、色黒の方日焼けした肌の方でも安心して照射することが可能です。

以上です。

ルシアクリニックでは、下記3つの医療レーザー脱毛機器(熱破壊式)を使用しています。

  • ・ジェントルレーズプロ
  • ・ジェントルマックスプロ
  • ・ベクタス

それぞれの特徴は下記の記事でわかりやすく解説しています。この記事と合わせてご覧くださいませ。

【医師監修】ジェントルレーズプロとジェントルマックスプロの違いを解説▶︎

脱毛機器【ベクタス】について医療脱毛の医師がわかりやすく解説▶︎

熱破壊式と蓄熱式のまとめ

今回のまとめです。

①熱破壊式レーザーとは、高出力のレーザーを照射して発毛組織(毛乳頭・毛母細胞)を破壊する照射方法です。永久脱毛の効果があり、短期間で脱毛効果が実感できます。

②蓄熱式レーザーとは、低出力のレーザーを照射して毛根にあるバルジ領域(毛の生成を促す司令塔)のみを破壊する照射方法です。低出力で脱毛するため痛みは軽減できますが、脱毛に時間がかかり通院回数も多くなります。

以上です。

医療脱毛を行うならルシア式医療脱毛がオススメです。

ルシア式医療脱毛は3種類のレーザーが揃っているため、あなたの肌質や毛質に合った医療脱毛が行えます。また、医療脱毛機器には冷却システムが備わっているので、最小限の痛みで医療脱毛を行うことが可能です。

ホームページorお電話にて無料カウンセリングを受け付けております。お気軽にご相談ください。

ルシアクリニックの脱毛プラン・料金を見る▶︎

医師 小原 直樹

記事の監修者

ルシアクリニック 医師小原 直樹

経歴

  • 岡山大学医学部医学科 卒業
  • 川崎医科大学附属病院 初期研修医
  • 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
  • 福山市民病院形成外科 勤務
  • 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
  • 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
  • ルシアクリニック 勤務

所属学会

※掲載価格はすべて税込価格です

Q&A

熱破壊式と蓄熱式に関するよくあるご質問

Q.

医療脱毛の熱破壊式と蓄熱式では、どちらが永久脱毛の効果は高い?

A.

熱破壊式のほうが永久脱毛の効果は高いでしょう。熱破壊式は毛根の発毛組織を破壊するため、短期間で永久脱毛ができます。蓄熱式は脱毛効果に即効性はなく、施術後すぐに毛が抜けるわけではありません。また、歴史が浅いため、永久脱毛ができるかは不明です。

Q.

医療脱毛の蓄熱式・熱破壊式はどちらが痛い?

A.

個人差もありますが、熱破壊式のほうが蓄熱式より痛みは強いでしょう。熱破壊式は高出力のレーザーを照射するため、輪ゴムで弾かれたような痛みがあります。しかし、医療脱毛なら麻酔の処方が可能なので、施術の痛みは軽減できます。