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【医療脱毛の注意点】脱毛前と脱毛後に分けて医師が解説
- update最終更新日2024.04.23
- schedule公開日2021.06.07
「医療脱毛をするとき、気を付けないといけないことってある?」
というお悩みを抱えていませんか?
実は、脱毛を始める前・脱毛後にはいくつか注意点があります。
注意点を知らないと「脱毛効果が実感しにくい」「肌トラブルの原因になる」など、大きな損失を生むかもしれません。
そこでこの記事では、医療脱毛前と医療脱毛後の注意点を現場の医師がわかりやすく解説します。
脱毛で後悔しないために、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
脱毛前の注意点
医療脱毛を始めるときは、脱毛の施術前日から当日にかけての準備が必要です。
脱毛前の注意点は下記の6つです。
- ・自己処理を行う
- ・日焼けには注意
- ・制汗剤は控える
- ・生理中は避ける
- ・激しい運動や飲酒後は控える
- ・薬の服用や予防接種後は避ける
間違った方法で準備を行うと、肌トラブルの原因になります。
脱毛の効果にも関わるので順番に確認していきましょう。
自己処理を行う
脱毛前は必ず自己処理をしましょう。
自己処理をせずにムダ毛が長いまま施術を受けるとやけどのリスクが高くなります。
また、毛根から毛先にかけて熱エネルギーが分散されるため、自己処理をせずに施術を受けると十分な脱毛効果が得られません。
施術前日までには、施術を受けるすべての部位の剃毛をお願いします。
手が届かない部位の自己処理について
背中や襟足(うなじ)・Iライン・Oラインは手が届きにくく見えない部分なので、自己処理中に肌を傷つけてしまう可能性があります。
そのため、「どこまで処理をすればいいか」わかりにくいと思います。
手が届きにくい場所は、無理に自己処理を行わなくても大丈夫です。
多少の剃り残しであれば、施術前にスタッフが処理を行います。
ただし、明らかな剃り忘れ、故意に自己処理をせずに来院された場合は別途剃毛代をいただくことになります。
剃毛に時間がかかる場合は、脱毛照射の時間が短縮されるケースもあるのでご注意ください。
毛抜きやワックスでの自己処理はNG
事前に自己処理を行う際は、毛抜きやワックスの自己処理は避けてください。
これらの方法は、埋没毛・毛嚢炎の肌トラブルのリスクや、脱毛効果が低下する可能性があるからです。
自己処理については、下記の記事で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。
日焼けには注意
医療脱毛のレーザーは黒いメラニン色素に反応します。
日焼けすると肌の黒さにレーザーが強く反応して、やけどが起こりやすい状態になるので注意しましょう。
日焼けが目立つ肌には施術を行うことができないため、しっかり日焼け対策をして万全な肌の状態でご来院ください。
日焼けについては、下記の記事で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。
制汗剤は控える
施術当日と施術後1週間は制汗剤の使用をお控えください。
脱毛前に制汗剤を使用すると、毛穴が塞がり毛穴の奥までレーザーが届かず脱毛効果が低くなる可能性があります。
また、脱毛後のお肌はとてもデリケートなので、制汗剤の刺激により赤み・痒みなどの肌トラブルが続くこともあるので注意しましょう。
生理中は避ける
生理中や不正出血がある場合は、VIO・お尻への照射はお受けできません。
また、生理中はお肌が敏感になっているため、その他の部位も痛みを感じやすくなっています。
痛みが気になる方は、生理中の照射はお控えください。
激しい運動や飲酒後は控える
激しい運動やアルコールの摂取後は、体温が上がり血行が良くなっています。
そのため、肌に赤みやかゆみ・やけどなどのトラブルが起きる可能性があります。
施術後の体調不良につながる恐れもあるため、脱毛前の激しい運動や飲酒は控えてください。
薬の服用や予防接種は避ける
薬の種類によっては副作用が出る可能性があるので、薬を服用中の方は必ずスタッフにご相談ください。
また、予防接種後は、肌が敏感になり注射した箇所が腫れることがあります。
敏感になった皮膚に医療脱毛で刺激を与えると、肌トラブルや体調不良の原因となる可能性があるため、予防接種の前後2週間はご予約を避けてください。
脱毛後の注意点
脱毛後の肌は敏感でデリケートです。
そのため、アフターケアを怠ったり間違ったケアを続けたりすると、肌トラブルのリスクが高くなります。
肌トラブルが起きると、一時的にレーザー照射を中断しないといけない場合もあるので注意が必要です。
脱毛後の注意点は下記の5つです。
- ・保湿する
- ・毛は抜かない
- ・日焼けは避ける
- ・施術当日の入浴は控える
- ・激しい運動や飲酒は控える
脱毛後のケアは脱毛の効果にも関わるので、順番に確認していきましょう。
保湿をする
脱毛後の肌は、レーザーの熱により水分が奪われ乾燥しやすい状態です。
施術直後にはクリニックでも十分に保湿は行いますが、ご自宅でも化粧水や乳液・ボディクリームなどで普段より入念に保湿してください。
保湿すれば、肌トラブルのリスクが避けられます。
もし乾燥によって肌トラブルが悪化している場合は、脱毛より肌トラブル改善を優先することがあるので注意しましょう。
毛は抜かない
毛穴の開きや毛嚢炎・埋没毛などの肌トラブルの原因となるため、抜けかけの毛・生えかけの毛を無理に抜こうとしないでください。
また、毛抜きによって毛周期が乱れると、脱毛の効果を実感することはできません。
自然に抜け落ちるのを待ちましょう。
日焼けは避ける
施術後の肌は、医療レーザーの熱で敏感になっています。
肌に日が当たると、熱が加わり炎症のリスクが高くなるため紫外線対策を行いましょう。
特に紫外線の強い夏場は、服や日傘を使って施術した部位をできるだけ隠す。
露出する部分には日焼け止めを塗ると良いでしょう。
施術当日は入浴は控える
入浴をすると全身の血行が良くなるので、照射後のヒリヒリ感・赤み・むくみの治まりが遅れたり悪化したりしてしまうなど、肌トラブルを引き起こす可能性があります。
施術当日は湯船に浸からずシャワーのみにして、肌を温めすぎないよう注意しましょう。
ほてりが続くときは、冷たいタオルで脱毛部位を冷やしてケアをしてください。
激しい運動や飲酒は控える
施術前同様に、施術後も数日間は激しい運動や飲酒は控えましょう。
体温が上がり肌の血行が良くなることで、赤みやかゆみなどの肌トラブルを引き起こす可能性があります。
また、汗をかくことで毛穴に菌が入り込み、毛嚢炎を起こすリスクも高まるのでお控えください。
アフターケアについては、下記の記事で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。
施術できないケースもある
施術ができないケースは次の3つです。
- ・日焼けや過度な肌トラブルがある
- ・施術部位にタトゥーがある
- ・施術部位にホクロがある
日焼けや過度な肌トラブルがある場合は、レーザーの照射をお断りすることがあります。
脱毛前・脱毛後の注意事項をきちんと守り、未然に肌トラブルを回避することは大切です。
また、医療脱毛のレーザーは黒の色素に反応するため、タトゥーがある場合も場所や大きさによっては施術をお断りすることがあります。
医療レーザーはホクロにも反応するので、ホクロが除去されてしまう可能性もあります。
医療脱毛をするならルシアクリニックにご相談ください
毛の組織を破壊する脱毛方法は医療行為として認められており、医療従事者による施術が必須条件です。
また、少ない回数で脱毛が完了するので、肌への負担も最小限に抑えられます。
ルシアでは脱毛経験のある女性看護師が、あなたにとって効果的な脱毛プランをご提案します。
ぜひ一度ご相談ください。
記事の監修者
ルシアクリニック 医師小原 直樹
経歴
- 岡山大学医学部医学科 卒業
- 川崎医科大学附属病院 初期研修医
- 川崎医科大学附属病院 形成外科 入局
- 福山市民病院形成外科 勤務
- 独立行政法人国立病院機構福山医療センター形成外科 勤務
- 大手美容皮膚科・美容外科クリニックで院長を歴任
- ルシアクリニック 勤務
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